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クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味

新梅田食道街『スエヒロ』のステーキ

グランフロント大阪みたいな新しい商業施設もできて、梅田でランチを食べるとき、1,000円台後半から2,000円くらい普通にかかってしまう店が増えてきた。梅田に行く度にそういう店ばかり選んでいるのは、財布に優しくない。しかし、昔ながらの、庶民的で、安…

シフのピアノ協奏曲第20番

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いいたします。 ◇ ◇ ◇ 正月は家族で久しぶりに帰省した。最近新幹線にあまり乗っていないので、子供だけでなく私も少し楽しみにしていた。何歳になっても新幹線は特別感があ…

バッケッティのピアノ協奏曲集

横になってクラシック音楽を聴いていて、そのまま寝ることがある。好きな曲を聴きながらの「寝落ち」はとても気持ちが良い。先日、夜、心地よく寝るために、「落ち着いたクラシック音楽を聴こう」、それも「バッハなら丁度良いかもしれない」と考えて、購入…

マリス・ヤンソンス&BRSOの交響曲全集

マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団(BRSO)によるブラームスの交響曲全集を聴いた。このコンビによる全集としては、ベートーヴェンの交響曲全集が屈指の演奏だったので、期待していた。ブラームスもそれに負けないくらいで、本当に素晴らしい出来…

浅草・『弁天山美家古寿司』

久しぶりに東京に行った。 フリーになったのは午後も夕方になってからであり、日帰りであったため、行けるところも限られていた。久しぶりの東京なので大切に時間を使いたい。希望をすべて叶えることはできない。取捨選択が必要だ。 私は、国立国際美術館が…

當麻寺の紅葉

奈良県葛城市の當麻寺に紅葉を見に行って来た。 今年はまだどこにも紅葉を見に行っていなかったこともあり、そういえば3年前くらいに訪れた當麻寺の西南院の紅葉が良かっただったはずだと思い出して、勤労感謝の日の休日に行ってきた。 紅葉シーズンでもあ…

国民休暇村が好き(3)竹野海岸編

夏から秋にかけての国民休暇村の旅も今回で最後。今回の旅の目的地は、兵庫県の日本海側、竹野海岸だ。城崎温泉から車で30分くらいのところに位置している。 美味しい魚を食べて、ゆっくりと足を伸ばして風呂に入り、畳の部屋で寛ぎたい。毎日仕事で夜遅く…

国民休暇村が好き(2)近江八幡編

那智勝浦に旅行に行った1ヶ月後、家族で滋賀に行ってきた。前回の那智勝浦の旅行で、国民休暇村が良かったので、近隣の都道府県で、簡単に行ける範囲で国民休暇村がないか調べた結果、近江八幡にあることを知って、滋賀を旅行先として決めた。近江八幡なら…

国民休暇村が好き(1)南紀勝浦編

今まで利用したことがなかったのだが、夏に初めて国民休暇村に宿泊する機会があり、それ以来、国民休暇村というものが気にってしまった。今回のブログは夏の旅行の記録で、いつか書こうと思っているうちに、11月になってしまった。 7月、子供が夏休みに入…

ヤンセン&パッパーノのブラームスとバルトーク

クラシック音楽を聴いていると、指揮者違い、オーケストラ違いで、自然と同じ曲のCDが増えてくる。クラシック音楽を聴かない人からすると、どうして同じ曲を何枚も揃えていくのか、理解できないかもしれない。 同じ曲のCDが増えていくのは、指揮者によっ…

ユリアンナ・アヴデーエワ

少し前に買ってそれほど聴いていなかったCDを取り出してきて聴いてみた。 そのCDは、同時に3枚買ったうちの1枚で、ユリアンナ・アヴデーエワがショパン、モーツァルト、リストを弾いたものだ。2016年発売で、私は9月に手に入れた。 YULIANNA AVDEEVA…

梅田『本みやけ』のステーキ重

先日、梅田で昼食を食べようとしたとき、久しぶりに『グリルロン』の洋食を食べようかと、阪急三番街の地下に向かうエスカレーターに乗った。時間は11時になるかならないかくらいの「丁度良い」時間で、この時間なら『グリルロン』の開店に間に合うかもし…

細見美術館・若冲展と『キッチンゴン』

先日、京都の細見美術館に『伊藤若冲−京に生きた画家−』展を観に行った。この展覧会は既に9月4日で終了している。2016年は伊藤若冲生誕300年の記念の年なので、大規模な回顧展が各地で開催されており、東京都美術館で開催された時には内容の素晴らしさとと…

谷町九丁目『グリルこがね』と休日

大阪の谷町九丁目と日本橋の間にある『グリルこがね』に行ってきた。『グリルこがね』は、昭和34年創業の老舗洋食店で、エルマガジン社のムック『京阪神の洋食』(絶版)にも掲載されている。ずっと行ってみたかったが、場所柄、馴染みのないエリアで、近隣…

交響曲ニ短調/デュトワ/ヘレヴェッヘ

先日、梅田のタワーレコードに久しぶりに買い物に行った。梅田のタワーレコードは大阪マルビルの地下1階にあって、昔は通勤帰りに毎日のように通っていたが、この10年近くの間、CDをネットで買うようになってからしばらく足が遠ざかっていた。 梅田のタワ…

桃谷『グリルポッケ』のハンバーグ

JR環状線の桃谷にある『グリルポッケ』に行ってきた。 最近、梅田や難波で用事を済ませた時に、食事もその近辺のチェーン店などで食べてしまうことが多いのだが、わざわざ手間をかけて行かないと食べられない店が当然沢山ある。『グリルポッケ』には支店など…

京都市美術館『ダリ展』と青蓮院

京都市美術館の『ダリ展』に行ってきた。7月1日から9月4日まで開催されている。開催前は、「真夏になってからでいいや」くらいに思っていたら、その夏が終わろうとしている。そろそろ行かないと本当に終わってしまう。 平日が休みだったので、先日ついに…

Bose『Quiet Comfort 25』

BOSEのノイズキャンセリングヘッドホン『Quiet Comfort 25』を購入した。 Bose QuietComfort 25 Acoustic Noise Cancelling headphones - Apple devices ノイズキャンセリングヘッドホン ブラック出版社/メーカー: BOSEメディア: エレクトロニクスこの商品を…

ビル・エヴァンス『サム・アザー・タイム』

1980年に死んだジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンスの新譜『サム・アザー・タイム』をずっと聴いている。 ■国内盤サム・アザー・タイム:ザ・ロスト・セッション・フロム・ザ・ブラック・フォレスト [日本語帯・書き下ろし解説、英文解説全訳付] [輸入CD]ア…

ルイサダ『革命のエチュード〜プレイズ・ショパン』

ショパンを得意とする「ショパン弾き」のピアニストの中で、ルイサダの演奏を特に好きというわけではない。軽やかで自由で、知的な彼のスタイルより、私は真面目すぎるほどだとしても、几帳面な演奏が好みだ。しかしこのCDは手放しで絶賛している。数あるシ…

梅田の『叙々苑』で一人焼肉ランチ

最近あまり行っていないが、私は一人で焼肉に行くのに抵抗がない。というか、自分のペースで食べられるから、むしろ一人で焼肉を食べるのが好きだ。そんな「一人焼肉」が全然平気だが、知人からはけっこう珍しがられる。内心、店も対処に困るのではないかと…

心斎橋『ニシモト』の「洋食弁当」

何年ぶりになるだろうか。先日、久しぶりに心斎橋の『ニシモト』に行った。心斎橋界隈には、美味しい洋食店が多く、ざっと挙げるだけでも『洋食KATSUI』、『御堂筋ロッヂ』、『乃呂』、『ばらの木』、『SANGEN』、『明治軒』など、迷ってしまうくらいだ。エ…

歌劇『売られた花嫁』

「モルダウ」(交響詩『我が祖国』の中の一曲)がとても有名なスメタナ。彼のオペラ『売られた花嫁』がとても好きだ。同じく結婚を扱ったオペラとしてはモーツァルトの『フィガロの結婚』があるが、それと並ぶくらい好きなオペラだ。 スメタナの『売られた花…

南船場のオシャレ洋食『SANGEN』

南船場にある洋食店『SANGEN』に行ってきた。実は、近くの店を目指していたのだが、あいにく定休日だった。そのために出掛けてきたようなものだったので、がっかりだった。梯子を外された気持で、予定していたものに相応するくらいのものを食べないと納得で…

ニューバランスの『M1400』

1ヶ月前に買ったばかりなのに、またニューバランスのスニーカーを買った。 今度は『M1400』を買った。買い物依存症だろうか。それはそうかもしれないが、別の問題として、私は興味を持つと同じジャンルのものを複数揃えていく傾向がある。気分に応じて使い分…

ドヴォルザークの交響曲全集(ノイマン×チェコ・フィル)

先日、音楽を聴くときに私は、何を聴こうか突然、迷ってしまっていた。「いま」何を聴きたいのか。 ベートーヴェン。いまは聴きたくない。モーツァルト。ちょっと違う。ブラームス 。違うかもしれない。マーラーという気分でもない。ブルックナー。もっと時…

何も用事のない休日の過ごし方

とくに用事のない休みの日には、携帯音楽プレイヤーと本を持って、よく出掛けていく。出先で音楽を聴きながら本を読むのが好きだ。 休みでも遅くまで寝ていることはまずない。むしろ休日の方が活動的だ。7時には目が覚める。特に予定はないのだが、朝、普段…

『グリルロン』〜行列ができる洋食店

先日、平日の休みに梅田に行ったとき、『グリルロン』に行った。この店には、以前はよく行ったが、最近は昼時に店の前を通っても、たいてい、2〜3組が待っており、時には行列ができているので、スルーすることが多かった。以前はこんなに混むことはなかっ…

南禅寺と京都市動物園

上の子は小学生になっている。子供が成長していくのは基本的には嬉しいものだが、嬉しくないこともあって、それは、子供の自我が親の自我とぶつかることだ。例えば、いままで楽しく買い物に付き合ってくれたのが、今では、「おもちゃを買ってくれるなら行く…

ヴァレリー・アファナシエフ『最後の3つのソナタ』

先日、ベートーヴェンの最後の3つのピアノソナタについて書いたことに関連して、今日はこれらの曲のまた別の一つの演奏について書いてみたい。 それは、現代の巨匠、ヴァレリー・アファナシエフによる演奏で、2003年10月27日に行われた、サントリーホールで…