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ニコンの単眼鏡/『モノキュラーHG5X15D』


ニコンの単眼鏡『モノキュラーHG5X15D』を買った。


いつも美術館や博物館に行ったとき、「もう少し近くで見たい」、「細部をよく見たい」と思っていた。展示に近づけないことも多いし、人気の展覧会は混雑していて遠くから鑑賞せざるを得ないケースも多い。ときどき見かける、単眼鏡を持っている人が羨ましかった。


買ってみてよかった。なぜもっと早く買わなかったのだろう。


驚いたのが、肉眼での見え方と全然違うことだ。大げさに言えば、知らなかった世界があるのだなと思った。絵画であれば筆の毛先の一本一本まで解像して、画家の息遣いまで伝わってくるようだし、工芸品であれば、それは単眼鏡がもっとも得意とするターゲットだ。これを持って、「器」、「やきもの」、とか見てみたい。きっと肉眼では見られなかった世界があるはずだ。


Nikon 単眼鏡 モノキュラー HG5X15D (日本製)

Nikon 単眼鏡 モノキュラー HG5X15D (日本製)


しばらく使ってみて気に入ったのは次の点だ。

  • 最短合焦距離0.6m


これが長すぎると近くのものを見られない。双眼鏡だったりすると最短距離が長いものがあって、屋内では用をなさないことがある。単眼鏡にして良かった。

  • 見え方は最高(レンズが明るい)


さすがのニッコールレンズ。いいガラスを使っている。もっと倍率が高いものだったらレンズも暗かったりするのだろうが、このくらいの明るさなら、屋内での展示を見るのに十分だ。お寺で使ってみたが、暗いところでも仏像をよく見ることができた。

  • ハイアイポイント


メガネをかけていても視界がケラレない。

  • コンパクト


大きさは、「実印を二回りくらい太くした」程度の大きさ。合皮製のケースが付属している。ケースに入れてもコンパクトで、持っていくのが苦にならない。

  • 景色を見るのにも使える


屋内でこれだけ見えるのだから、屋外ではもっと見える。遠くの山、川を見るのが楽しい。


そんなわけで、旅行や散策に出掛ける時には必ず鞄に入れて持っていくアイテムの一つとなっている。


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