クラシック作曲家(音楽家)のイメージ(その2)・ブルックナーのCD
昨日のネタの続き。
個人的にハマッてしまった。
いろいろ反省点もあります。
例えば
ベートーヴェン・・・精神
ベートーヴェンは「精神」というよりも、よく言われる「楽聖」の方がよかったんじゃないかな〜とか。「克服」もいいし、「闘争」でもいい。「偉大」すぎる作曲家だけあって、イメージも多様。ん、待てよ。「偉大」もいい。
ブラームス・・・重厚
は、当たり前すぎる。本当は、「むっつりスケベ」とか、「慎重派」とかしたかった。でも、これではブラームス一人を落とすことになるし、私はブラームスが大好きだ。これではかわいそうだ。
ブルックナー・・・森羅万象
ブルックナーは本当は「神」としたかった。昔はブルックナーを聴いても、何を言いたいのかわからないし長い、退屈極まりないと思っていたのだが、ある演奏を聴いて「神を見た」とも言える至福の体験をした。ブルックナーの音楽は、「宇宙」とも言えるし、「真理」とも言える(この流れ、ちょっと宗教的ですね。すみません)。でもブルックナーに「神」なんて名付けたら、一人だけ特別扱いするようで他の作曲家に悪い。
と、反省ばかりしている上に、新しく思いつくものだから始末に負えない。
ハイドン・・・おじいさん
メンデルスゾーン・・・華麗
リヒャルト・シュトラウス・・・勝ち組
ベルリオーズ・・・妄想
ロッシーニ・・・美食
リスト・・・テクニシャン
エルガー・・・紳士
ホルスト・・・惑星!(そのまま!)
指揮者も。
トスカニーニ・・・暴君
ムラヴィンスキー・・・将軍
ギュンター・ヴァント・・・真実
アーノンクール・・・壊し屋
ムーティ・・・洒落者
佐渡裕・・・熱血漢
楽しいが、こうしているときりがない。
自分で考えて??というのもある。
◇ ◇ ◇
そして今日のCD。
- アーティスト: ヴァント(ギュンター),ブルックナー,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: BMGインターナショナル
- 発売日: 2000/03/23
- メディア: CD
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ブルックナーの「神」ぶりと、ギュンター・ヴァントの「真実」ぶりを体験できるCD。崩れない一定のテンポ。重厚なベルリン・フィルの響き。安心して音楽に集中できる。全身を耳にすることができる。
- アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ブルックナー,ヴァント(ギュンター)
- 出版社/メーカー: BMGビクター
- 発売日: 1996/11/21
- メディア: CD
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第5番はさらにすごい。目に見えない音楽が、巨大な構築物のようなで迫力で私の前に聳え立つ。これは教会?世界遺産?とにかく圧倒的な存在感のある建築だ。長い曲なのだが長さを感じさせない。これは本当の話なのだが、私はこのCDの素晴らしさに新幹線の中で気付いた。素晴らしさに気付いたとき、車内で一人、なんともいえない満足感に浸っていた。新幹線での東京−大阪間の移動時間はこの曲を2回続けて聴くのにちょうど良い。
どちらのCDも、「神」の影ぐらいは見ることができる「真実」の演奏だ。