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ベートーヴェン・交響曲全集


私が好きなクラシックCDのジャンルに「交響曲全集」がある。

作曲家が残した全ての交響曲が収録されているのが交響曲全集だ。

曲の長さと数から言ってポピュラーなのは、ベートーヴェンブラームスシューマンだ。

マーラーだってあるし、シベリウスチャイコフスキー(後期3曲のみのものが多い)、ショスタコーヴィチもある。


全集もののすぐれた点は、同じ指揮者、同じオーケストラで、その作曲家の作品群を定点観測できる点にある。

一曲一曲を取り上げると他にも優れたCDがあるが、全集として全体的にレベルの高い演奏でまとまったものも多い。


とても幸せな気分になれる。


CDが数枚入っているからジャケットも単なるケースではなくBOXになっていたりして、眺めているだけで楽しい。

だからよく衝動買いしてしまう。

全集だけあって高価なものもある。

たまに後悔する。

しかも全部まとめて聴くのは困難だから、CDラックにずっと眠っていることになる。

でも時々引っ張り出してきて聴く。


とても幸せな気分になる。


◇  ◇  ◇


今日取り上げるのは、ベートーヴェン交響曲全集だ。

楽聖ベートーヴェンだけあって全集はとても多い。

様々な指揮者、様々なオーケストラによる全集がリリースされている。


◇スタンダードな全集

ベートーヴェン:交響曲全集I?第1番・第2番・第3番「英雄」

ベートーヴェン:交響曲全集I?第1番・第2番・第3番「英雄」

ベートーヴェン:交響曲全集II?第4番・第5番「運命」・第6番「田園」

ベートーヴェン:交響曲全集II?第4番・第5番「運命」・第6番「田園」

ベートーヴェン:交響曲全集III?第7番・第8番・第9番「合唱」

ベートーヴェン:交響曲全集III?第7番・第8番・第9番「合唱」

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集

ヴァントは「正統派」。バレンボイムは「演技派」。アバド指揮のCDはスタンダードな演奏。ピリオド奏法(作曲された当時を再現した演奏法)を意識しているがより自由な表現だ。どんなときにでも安心して聴けるCDはこれかもしれない。


◇ピリオド奏法による全集

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集

ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集

購入してから今まで一貫して気に入っているのがノリントン指揮によるシュトゥットガルト放送交響楽団の全集だ。3番「英雄」はいまだにこの演奏がベストだと思う。ジンマンはまだ聴きこんでいない。これから聴きこむのが楽しみだ。


◇  ◇  ◇


「幸せになれる」交響曲全集。

悩ましいのは、今日はどれを聴こうかと悩んでしまうことだ。


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