滋賀県長浜市に「鯖そうめん」を食べに行く
この前の3連休(いつだっけ?)に滋賀県の長浜まで車を飛ばした。
たまの休日、どこかに遊びに行こうということになったのだ。
2006年のNHK大河ドラマ『功名が辻』の舞台にもなっている長浜だけあって、人出がすごくて、駐車場に入れるのにぐるぐるぐるぐる。結局見つけたパーキングも30分待ちという、ストレスフルな休日だった。
黒壁スクエアも風情を感じることが不可能なほどの人出で、げんなりとした気分になったのだった。
と愚痴はさておき、その長浜の名物に「焼鯖そうめん」というものがある。
耳慣れない料理だが、その名のとおり、焼いた鯖とそうめんが一緒に出される料理だ。
私は「名物」はできるだけ体験したいので、旅行のひとつの目当てはこの「焼鯖そうめん」だった。
お店はコチラ→長浜の味 郷土料理、鯖そうめんのおいしいお店 翼果楼(YOKARO)HP
風情のあるそのお店に入ると、お店を訪れた大河ドラマの面々の写真が飾ってある(武田鉄也・上川隆也など)。
そして「焼鯖そうめん」を注文すると、すぐにその物体は出てきた。
この黒い、未確認物体は鯖?
どうみてもおいしそうには見えない。
◇ ◇ ◇
どう見てもおいしそうに見えないのだが、一口食べてみると全然くせがない。
案外いける。
茶色いそうめんは見かけほど辛くなく、甘辛いという味。
麺もそうめんにしては意外とコシがある。
甘辛く煮たそうめんが意外にも鯖と合う。
鯖は骨まで噛み砕けるほど柔らかくなっている。
「珍味」というには言い過ぎと思えるほど予想外に普通に食べられた。
別に注文した焼鯖寿司は中にしょうがが入っていて相性は抜群。おいしくいただいた。
焼鯖そうめんが単品で840円
焼鯖寿司が一本1260円
名物としては良心的な価格設定だった。
「今日は焼き鯖そうめんだ!わ〜い」というほど、また食べたいかと訊かれると「う〜ん」と首を傾げてしまうのだが、
未経験の方はぜひ体験していただきたい。
私は十分満足したが、妻は「もういい」と言っていた。
いずれにしても、貴重な食文化を体験できるはずだ。
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