USHINABE SQUARE

クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味

骨付鳥の名店「一鶴」・香川県丸亀市・鳥で一杯


私が愛してやまない「うどんの国・香川県」にはもうひとつ名物がある。


「骨付鳥」(ほねつきどり)だ。


香川県丸亀市に「骨付鳥」の登録商標を持つ名店「一鶴」(いっかく)がある。(→「一鶴」HPはこちら

文字通り「骨付きの鳥の足」を食べさせる店だ。


先日、仕事で香川県に行ったついでに寄ってきた。

行ったのは本店ではなく高松店だ。


国道11号線を越えて丸亀町商店街を北上。

スターバックスを左折すると、ビルの5階にある。


鳥を焼く煙で前が少しかすむ。

店内は清潔。

店員は丁寧。

客は大入り満員。

メニューの種類は少ない。

・おやどり 977円   ・スープ 105円
・ひなどり 819円   ・サラダ 399円
・とりめし 420円
・むすび  315円


以上の基本メニューに加え、付き出しのような小鉢が何種類かある。

反面、飲み物はビール、焼酎、日本酒を中心にけっこう種類がある。


どんなふうに注文するんだろうか。


他のテーブルを見回すと、みんな一人一皿の鳥を齧りながら酒を飲んでいる。


そうか。鳥を食べながら酒を飲む店なんだ。


私はこれが夕食だったので「とりめし」に、「ひなどり」とビールを頼んだ。


とりめしには鳥皮入りの「スープ」が付いてきた。



「ひなどり」はやわらかい。

箸で身をとることも出来るし、備え付けのティッシュを巻いて豪快に食べても良い。


外はカリカリ。中はジューシー。

塩と胡椒でパリパリに揚がった皮。

身はやわらかくて鳥のうまみが絶品だ。


にんにくが効いている上に非常にスパイシーなのでこれはビールが進む。

ごくごくごく。

というよりも骨付鳥が出される前から中ジョッキは一旦、空になっていたのだが。


で、安い(これだけでお腹いっぱいになるので)。


でもなんで焼き鳥や唐揚げでなくて「骨付鳥」なんだろう。

骨付鳥を頬張りながら酒を飲むという行為は私の日常にまったく馴染まない。
(というより骨付鳥という存在を知らなかった)

どうしていま私は骨付鳥を食べながら酒を飲んでいるんだろう。

骨付鳥って何だ。

食べながら違和感が離れない。

でもこの違和感は楽しい。

大げさに言えば、違和感は未知なる食文化体験の違和感であり、それはご当地グルメ巡りの面白いところだ。


この面白さにはすっかりはまってしまい、別の日にも行った。


今度は「おやどり」を注文した。

「おやどり」は「ひなどり」と違って硬く、歯ごたえがある。


硬くて印象では「ひなどり」に一歩劣る。

でも酒の肴にチビチビ食べられる「おやどり」というチョイスもある得るだろう。


一鶴」はおいしい。


これは香川県に出張するたびに行かなければならないぞと気を引き締めたのだが、

大阪にも支店があった。


丸亀と高松など四国以外にある支店は以下の3店舗だ。

【横浜・横浜西口店】
神奈川県横浜市西区南幸2-15-1TINOビル6F


【横浜・青葉台店】
神奈川県横浜市青葉区たちばな台1-2-2


【大阪・心斎橋店】
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-6-14アクロスビル 3F


大阪・心斎橋店には早速行ってみた。


(↓面白かったら人気ブログランキングに御投票ください)
にほんブログ村 クラシックブログへ
人気blogランキングへ