モーツァルト・ピアノソナタ第4番
2006年のモーツァルトイヤーは終わってしまったが、コンサートではモーツァルトの楽曲が取り上げられたし、多くの企画CDが製作されたのでメモリアルが終わった今でも楽しめる。
モーツァルト大全集 第13巻:ピアノ・ソナタ全集(全19曲)
- アーティスト: 内田光子,モーツァルト
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/01/27
- メディア: CD
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こういう全集が廉価で再販されて(全部聴き通すのは大変だが)、「今日は5番」、「明日は10番」というように、気分に応じて聴くことができるので、持っていて損がない。
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第11番「トルコ行進曲」などと比べると、さほど有名な曲ではないが、私がかなり好きでよく聴くのは、第4番だ。
モーツァルト19歳の時の作品。
モーツァルトらしいアカ抜けた雰囲気は感じられないが、気になって仕方がない。どういうわけか惹かれてしまう曲だ。
聴きどころは何といっても第1楽章だ。穏やかでしっとりとした雰囲気。
清潔ですっきりとしている。
ここに何を足すこともできないし、ここから何も引くことができない。そんな曲だ。
モーツァルト : ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)、第4番 変ホ長調 K.282(189g)、ヘ長調 K.533/K.494(第18番)
- アーティスト: ピリス(マリア・ジョアン),モーツァルト
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2002/02/21
- メディア: CD
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- アーティスト: ピリス(マリア=ジョアオ),モーツァルト
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2004/03/24
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CDは、マリア=ジョアオ・ピリスの新旧CDを気に入っている。ややウェットな響きがこの曲にはとても合う。第3楽章は鋭い閃きを感じさせる。
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