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モーツァルト・ピアノソナタ第4番


2006年のモーツァルトイヤーは終わってしまったが、コンサートではモーツァルトの楽曲が取り上げられたし、多くの企画CDが製作されたのでメモリアルが終わった今でも楽しめる。


モーツァルト大全集 第13巻:ピアノ・ソナタ全集(全19曲)

モーツァルト大全集 第13巻:ピアノ・ソナタ全集(全19曲)


こういう全集が廉価で再販されて(全部聴き通すのは大変だが)、「今日は5番」、「明日は10番」というように、気分に応じて聴くことができるので、持っていて損がない。


◇  ◇  ◇


第11番「トルコ行進曲」などと比べると、さほど有名な曲ではないが、私がかなり好きでよく聴くのは、第4番だ。


モーツァルト19歳の時の作品。


モーツァルトらしいアカ抜けた雰囲気は感じられないが、気になって仕方がない。どういうわけか惹かれてしまう曲だ。


聴きどころは何といっても第1楽章だ。穏やかでしっとりとした雰囲気。

清潔ですっきりとしている。

ここに何を足すこともできないし、ここから何も引くことができない。そんな曲だ。


モーツァルト : ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)、第4番 変ホ長調 K.282(189g)、ヘ長調 K.533/K.494(第18番)

モーツァルト : ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)、第4番 変ホ長調 K.282(189g)、ヘ長調 K.533/K.494(第18番)

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集1

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集1


CDは、マリア=ジョアオ・ピリスの新旧CDを気に入っている。ややウェットな響きがこの曲にはとても合う。第3楽章は鋭い閃きを感じさせる。


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