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「がもううどん」と「坂出・山下うどん」


先日、出張ついでに寄った香川県のうどん店を紹介。

村上春樹氏の『辺境・近境』に収録された「讃岐・超ディープうどん紀行」にも登場する2店。


辺境・近境 (新潮文庫)

辺境・近境 (新潮文庫)


うどんを食べたのは昼だけだったが、この昼にうどん店のはしごをした。


■がもううどん…坂出市



ここに来るのは2回目だ。以前は店の前に田園風景が広がるロケーションの素晴らしさが売りだったが、店の前に広大な駐車場ができて、風景が一変していた。まあ休日ともなれば観光バスでうどんツアー客が押し寄せてくるから、これも仕方がない。
「あまったダシは流しではなく田圃の水路に捨てる」なんて逸話もあったくらい、以前はディープなお店だったがすっかりメジャーに。
店内は狭いので外のベンチに腰掛けて食べる。みんなそうしている。寒い。春だったらとても気持ちいいだろう。うん、味は変わらずおいしい。素朴な味。腰は強めで弾力がある。チクワ天とアジの天ぷらをオーダー。300円くらいだった。


■坂出山下うどん…坂出市



ここは3回目。善通寺にも同じ名前の店があるが別の店だ。お店の入り口に「郵便局員休憩所」の看板がかかっていて、「うどん」の看板はどこにもない。アジトみたいな入り口は、初めてだと相当びっくりするだろう。店内は広い。客足はぽつぽつ絶えず大釜で常に熱々のうどんがあがってくる。
壁には色紙がたくさん。「タカアンドトシ」の色紙があった。他にも沢山あったが読めず。
ディープ中のディープ…のはずが「山下うどん」もすっかりメジャーだ。でもお店の雰囲気は変わらず。ここはサイドメニューがたくさんある。
「小で。」「かけでええか?」「はい。」出てきた「かけうどんの小」に海老のかき揚げをとってのせる。イリコだしの匂い。濃い目のだしはこくがある。麺はやや太めなので腹持ちが良い。食べ終わってから、食べたものを申告して支払いをする。支払いは300円ほどで済んだ。


うどんの味の素晴らしさと値段の安さに感動しきりの讃岐出張だった(→詳しいさぬきうどんの情報についてはこちら)。


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