用事のない一日

ゴールデンウィーク２日目。

世間の華やいだ雰囲気と対照的に、私は地味な２日間を過ごした。

連休にどこかに出掛ける予定は自慢じゃないが、皆無だ。

近所で昼食をとろうと外出したら、『餃子の王将』や回転寿司でも行列が出来ている。

どこも混雑だ。

せっかくの休日なので好きな音楽をかけながら、家でじっとしていよう。

しかし、天気の良い休日に、クラシックのＣＤをiTunesとiPodに何時間もかけて取り込んだりしていると、「なんだかな〜」という気分になってくる。

しかも今日はものすごく天気が良いのだ。

気分を変えて、ジャズを聴く。

ディア・オスカー (オスカー・ピーターソンに捧ぐ)

小曽根真さんは日本を代表するジャズピアニストで、私が好きなピアニストのうちのひとり。2008年２月に大阪フィルと共演予定があり、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を弾く。

昔のジャズピアニストには「両手を使えないだろう」というほど、テクニックに甚だ怪しい人がいたが（それでも感動させるのでそれはそれで凄いことだが）、現代のジャズピアニストは音大を出ている。ちなみに小曽根さんはバークリー音楽大学を首席で卒業している。

小曽根さんのピアノは端整な中にも弾けるようなリズム感があって好きだ。この人のリズム感はとくに日本人に好まれると思う。

最近忙しかったので、用事のない休日は久しぶりだ。

午後になって、車を洗車した。

大体、車を洗車すると雨が降るものだが、今日も雲行きが怪しくなってきた。

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