SONY・ウォークマンEシリーズ2GBブルー・NW-E015LM
iPodを擁するアップルに携帯オーディオプレイヤーの覇権を奪われたソニーが必死だ。
私が中高生の頃は、携帯オーディオプレイヤーといえば、すなわち「ウォークマン」だった。
正確に言えば、パナソニックの「ヘッドフォンステレオ」なのに、「ウォークマン買った」とか自慢していた。
いまの中高生にとって、携帯オーディオプレイヤーといえば「iPod」だろう。
でも、ソニーが追う立場になったことで、魅力的な商品も生まれている。
春に発売された新しいウォークマンEシリーズだ。
SONY ウォークマン Eシリーズ 2GB ブルー NW-E015 LM
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2007/04/21
- メディア: エレクトロニクス
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携帯オーディオプレイヤーは、iPod nanoで十分だと思っていたが、悩みぬいた結果、「音質が良い」というネットでの評判に負け、購入した。
そして、まるで香水のビンのような、美しいデザイン。
iPod nanoも買ってからそれほど経ってはいないが、毎日持つものだからなのか飽きるのが早い。
対してソニーのデザインは秀逸だ。見た目のインパクトは非常に大きい。
紫、ピンク、ゴールドなどいろいろある。黒と青のみ2ギガモデル以上からだが、色の種類もたくさんあって楽しい。私は青の2ギガモデルを購入。
なるほど音質の良さはすぐにわかった。
音量はそれほど上げていないのに、音に厚みがあって、音色に色気があって、ずいぶんと良い音が出る。まるっきり別の音楽を聴いているようだ。初めて接する演奏と勘違いする。オーケストラの力量が上がったようでもある。
伝わってくる情報量が段違いだ。
私は先代のEシリーズも持っているが、こちらと比べても音質が向上している。無音部分でのノイズもなくなり(これは結構、気になった)、音質上の欠点がなくなった。
iPod nanoでも特に不満はなかったが、新しいウォークマンEシリーズと比べると、ずっと線が細く、音が痩せているとさえ思った。
アップルにiTunesという素晴らしいソフトがなければ、すぐにでも完全にウォークマンに乗り換えただろう(ソニーの付属ソフトはやはり劣る)。
音の良さには高品質の付属イヤホンも貢献しているのだろう。単品で4000〜5000円位するイヤホンが付属する。お得だ。
価格は1ギガモデルでは1万円を切っているところもあるようだ。
驚くべきコストパフォーマンス。
動画が見られるなどの飛び道具は皆無だが、オーディオ機器の原点である音質にこだわった、ベーシック・モデルだと思った。
しかし難点が一つ。
別売りのシリコンケースが1800円もしたことだ。何の変哲もないゴムのケースだ。しかも埃がつきやすい材質ときている。これはあんまりだ。
SONY Eシリーズ シリコン ケース CKM-NWE010 C
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2007/04/21
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