世界遺産の町・ベルン
スイスの首都、ベルン。
ベルンに行きたいと思ったのは、雑誌に載った一枚の写真からだった。
赤茶色のレンガの屋根。石畳の道。石造りの町。噴水。時計塔。大聖堂。
とても美しい街だと思った。
一枚の写真から「そこに行きたい」と思うことはしばしばあって、ポルトガルのリスボンを訪れた時もきっかけは一枚の写真だった。
ベルンの町並の写真を見て、きっと訪れたいと思っていた。
◇ ◇ ◇
バーゼルからIC(都市間急行列車)で約1時間。
ベルンは中世の面影を残す、美しい街だった。
駅前から旧市街の入り口は大規模な工事の最中でゴチャゴチャしていて残念だったが、旧市街に一歩はいるとそこは別世界。
一気に視界に入ってきたのは石畳の路地。石造りの町並みが左右に開ける。中世の記憶。
歩いても歩いても飽きない。路地を曲がると喜びがある。立ち止まると気付きがある。
気候。温度。湿度。匂い。光。五感で体験する−。そんな一瞬の実感のために旅行に来ていると思った。
◆まずは腹ごしらえ
ソーセージはドイツ名物として有名だが、スイスも負けていない。塩だけで味付けされたシンプルな焼ソーセージに、酸味のあるマスタードソースをたっぷりつけて食べる。レストランに入ると量が多いので、この程度で十分だ。一食分の食事となる。欲しければパンもつけてくれるが食べきれないと思ったのでソーセージだけにした。
◆時計塔、クラム通り
路面電車のレールは一部が撤去され、代わりにバスが走っていた。
◆ベルン大聖堂内部
◆ベルン大聖堂からの眺め
大聖堂の塔からの眺め。ハイテンションで急な階段を一気に登って、膝がガクガクになった(相当カラダがなまっている)。震える膝へのご褒美のような景観。しかし旅行の間中、その筋肉痛に悩まされた。
◆大聖堂裏・見晴台からの眺め
高台で、風が涼しかった。とても気持ちの良い風だった。
美しい街、ベルンを後にするのはとても名残惜しかったが、チューリヒに戻って、翌日のミュンヘン行きに備えた。
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