宍道湖・島根県・松江で割子そばを食べる
駅の北部に名城・松江城。武家屋敷などの旧跡が残る城下町。茶の湯と銘菓の町。町の西には宍道湖。宍道湖の夕日がまた美しい。そしてお堀が町の縦横を走る。私は松江市を「ベルギーのブルージュのような町だ」と勝手に思っている。
松江を訪れるのは青春18切符で山陽・山陰を一周したとき以来、8年ぶりだ(このときは各駅停車で行くというルールを決めて家を出た。大阪から岡山、倉敷、尾道、福山、広島、岩国を経て、山口まで行って、それから北上して日本海まで出て、島根県を横断し、米子に着いたところ、疲れて高速バスで大阪に帰ってきた。酔狂。若気の至り。全体的には無駄足。ただ単に徒労を味わったような旅だった)。
今回は、仕事で来ているので、松江城、小泉八雲旧居や記念館などの観光名所を訪れることはできなかったが、とても美味しいそばを食べた。
■松江市・上田そば店
松江・出雲では「ざるそば」や「もりそば」でなくて、こんな風に食べるところが多い。「割子(わりご)そば」といって、丸い容器に入ったそばが三段。薬味はお好みで。そばつゆは直接、麺にかけて食べる。この店では通常のざるそばもメニューに載っていたが、割子のほうが松江らしくて良い。風流な感じだ。
「新そば入荷」の貼り紙があったので期待していたら、期待に違わぬ瑞々しさ。旨さにびっくりした。「つるつるっ」とアッという間にいただいた。
■宍道湖・夕暮れ
「ししどうこ」でなくて「しんじこ」。当然、「あなみちこ」ではない。昔はこの字が読めなかった。夕日に間に合わず、写真を撮ったのは日は沈んだ後だったが、空がほのかに赤かった。
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