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ミヒャエル・ギーレンのブラームス3&4


ブラームス交響曲の3番は「秋」、4番は「冬」のようだ。


私の中では、3番で枯れて、4番で朽ち果てるようなイメージだ。


ブラームスの壮年期の作品なので、メロディ、オーケストレーションなどの完成度は円熟のレベルにある。傑作だと思う(私は4番は苦手だが)。


Brahms: Symphony No 3 & 4

Brahms: Symphony No 3 & 4


ミヒャエル・ギーレンが振るブラームスの3番、4番は、摩周湖のように透明度の高い演奏だ。


3番は最初の和音から尖っている。全体的に、調和よりは対立を際立たせる音楽作りだ。その分、少々、ヒステリックに聴こえる部分もある。親しみやすさよりも、厳しさを感じさせる演奏だ。


4番は、音の輪郭がはっきりしている点は3番と共通するが、ことさらに対立を強調するような性格は薄くなって、落ち着きが出てきている。スケールは大きくはないがパンチ力があって、熱気が感じられる。どちらかと言えば、4番の演奏の方が優れていると思う。


録音のレベルも高い。


こういう解像度の高い演奏に慣れると、コンサートなどでこの曲を聴いた時に「勢いだけの、鈍重な演奏」に感じられそうで怖い。


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