モンシュシュの「堂島ロール」
評判のスイーツ、「堂島ロール」を食べてみた。
(↑画像は「モンシュシュ」のHPより)
大阪のフェスティバルホールのすぐ近くに「堂島ロール」で有名な店・モンシュシュの堂島本店がある(→モンシュシュのHPはこちら)。
私が勤めているエリアからも遠くないのだが、いつか買おうと思っているうちに人気が加熱してしまい、30分〜1時間は待つという行列に並ぶか、予約をしない限り、普通には買えなくなってしまった。
モンシュシュは以前は行列が少なかったし、堂島ロールも普通に買えたというが、マスコミで頻繁に取り上げるようになってから、手に入れるのがいっそう困難になった。当初からのファンは嘆いているらしい。
堂島本店では予約ができると言うことなので今回、予約することにした。
先週の月曜日に店に電話をしたところ、最速でも翌週の日曜日まで予約で埋まっているとのこと。そこでその翌日の月曜日に取りに行くということで取り置きしてもらうことにした。無事、予約完了。
しかし指定の時間を2時間過ぎると自動的にキャンセルになると言うからなかなか厳しい。
◇ ◇ ◇
当日、指定時間を30分遅れて店を訪れる。
夜に訪れたためか、ケーキのケースは見事にガラガラ。いくつかを残して売り切れている。堂島ロールを買い損ねた人たちが買っていったのだろうか。こんなに無残なケーキケースを初めて見た(店にとってはありがたいことだが)。
無事受け取って、家に帰って早速、食べてみた。
堂島ロールは生クリームだけのシンプルなロールケーキだ。
「パクリ!」
「これは…?牛乳??」
生クリームは玉子よりも、牛乳の味が非常に強い。それも、ジャージー牛乳のようなしっかりとした味だ。香りも牛乳のものだ。
甘さはやや控えめ。中に空気が入っているようなふわふわ感。後味もさっぱりしている。
そして、しっとりとした生地がまた絶品。
しつこくなくて、どんどん食べられる。しかし2切れ食べたところで限界。「美味しくいただいているのに最後には足にくる」、極上の日本酒がこんな感じだ。
シンプルなこのロールケーキは、凛とした、潔ささえ感じさせるうまさを持っている。
これは行列もうなずける味だ。
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