インドレストラン・MEERA（ミラ）のカレー

大阪駅前第一ビルの地下２階にある、インドレストラン・MEERA（ミラ）でカレーを食べてきた（→HPはこちら）。

大阪駅周辺は地下街がクモの巣のように縦横に張り巡らされていて、広大な地下都市が形成されているといっても過言でない。大阪駅、阪急梅田駅、阪神梅田駅、地下鉄梅田駅、東梅田駅、西梅田駅、北新地駅という７駅が地下街でつながっている。雨のときはとても便利で、濡れずにかなり遠くまで行ける。

そんな地下街の中心が大阪駅前ビルで、第一ビルから第四ビルまであって、上層階にはオフィスが入っているのだが、地下１階と地下２階には、居酒屋、立ち飲みバー、定食屋、うどん屋、999円のステーキ屋、パチンコ、金券ショップ、ゲームセンター、カメラ屋、花屋、ビデオショップ、プラモデル屋、八百屋、中古レコード屋。大阪駅前というと正真正銘の都心だが、こんな都心にどうして？と思うような店が軒を連ねていて、私も大阪に来た当初は大変に驚いたものだった。

アジア的な混沌とした世界が広がっている。カオスでディープな空間で、文字通り、アンダーグラウンドな世界だ。

話を元に戻す。

大阪駅前第一ビルの地下２階にインドレストラン・MEERA（ミラ）がある。

高価でスノッブなインド料理店も多いが、こちらは安くて、美味しい、Ｂ級グルメのお手本のような店だ（3,000円もあればお腹いっぱいになる）。しかし味は本格的で、インド人シェフが腕を振るう。

まず、チキンティッカを注文した。1,200円。骨なしチキンの串焼き。大き目のチキンがごろんと４つ。ジューシー。インド料理独特の香辛料の香り。スパイシーで美味しい。ビールが進む。

そしてカレーを注文。手前はチキンコルマ、1,300円。ナッツのソースで調理したマイルドなカレー。濃厚。コクがあって美味しい。ナッツの香ばしさ、チキンの存在感は絶品。

奥はジンガマカニ、1,400円。エビをバターとトマトで調理したカレー。海老はシュリンプ。月並みな表現だが海老はプリプリ。カレーは、イタリア料理のトマトソースのようにトマトの味が強く、酸味がある。しかしこれがナンによく合う。

インド料理は時々、無性に食べたくなる。辛くてパンチが効いていて、食べると元気になる。疲れたときには最適で、力が沸いてくるようだ。

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