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クラシック音楽と、グルメ、B級グルメ、カメラ・写真のこと、家電のこと、美術のこと、旅行のこと、これからも書いていきたいと思います(ごく最近は「やきもの」に興味が出てきている)。全く社会性のない、個人的なブログですが、読まれた方に、同意、共感、引っ掛かり、異論、何かの印象を与えることができるのなら幸いです。


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ガソリンも安くなったことなので、キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』を聴きながらドライブした。


ザ・ケルン・コンサート

ザ・ケルン・コンサート


ピアノソロによるジャズ・アルバムで、全てが即興的な演奏。


キース・ジャレットは1970年代、ぶっつけ本番の、ソロ・コンサートを世界中で開いていた。あらかじめ何も準備せずにピアノに向かい、心の赴くままに弾く。ソロなのでごまかしも効かない。アドリブ勝負のジャズのなかでも至高の技で、唸り声を上げながらハイテンションでとんでもなく熱狂的で限りなく美しいパッセージを弾き抜いた。その激しい演奏の模様は、『ソロ・コンサート』、『パリ・コンサート』、『サンベア・コンサート』、『ラ・スカラ』などの様々なライブアルバムに収められている。

ケルンにおける即興演奏の模様が、この『ケルン・コンサート』だ。


キース・ジャレットはその後、慢性疲労症候群という難病にかかり、演奏活動からの長期休業を余儀なくされた(現在は快復して往年の輝きを取り戻しつつある)。尋常でないテンションの演奏が心身を蝕んでいたのだろう。


作曲とは。音楽とは。楽譜とは。メロディとは。いろいろなことついて改めて考えさせられる。ジャンルも厳密に言って、ジャズといえるのかどうか。


甘美で陶酔的なメロディは、即興演奏によって生まれているとは思えないほどの完成度だ。何年か振りに聴いたのだが、変わらず感動があった。


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