読売日響・第418回定期×サントリーホール
水曜日から東京にいる。今週も先週に続いて猛烈に慌ただしかった。ブログも更新できなかった。しかし東京出張の合間にコンサートにちゃっかり行っている(本当に忙しいのか!?)。
今夜は読響のブルックナーを聴きにサントリーホールに行ってきた。
読売日響・第470回定期演奏会
4月18日(金)サントリーホール
[指揮]スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
[曲目]ブルックナー:交響曲第5番
数回アレッというようなミスに気付いたが全体的にはかなり精度の高い演奏だった。
やっぱりブルックナーはイイ!中でも5番は規模も大きく内容も深い。人間の理性や感情の及ばない、大きくて偉大なものの存在が感じられるようだ。
読響は知的で洗練されたブルックナーを聴かせてくれた。テンポもやや速く、75分で終わった。
普段親しんでいる大阪フィルのブルックナーとだいぶ違っていた。
大フィルのブルックナーが無骨で豪快なのに対し、随分、スマートで余裕があって、音色は終始、美しく、響きは濁らなかった。金菅に荘厳な迫力があった。
それでも好き嫌いで言えば、地元贔屓もあって、私は無骨な大フィルを推すが、別のアプローチとして、刺激的で、とても楽しめる演奏会だった。
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