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『MacBook Air 11.6/4GB/128GB』を買う


7月に『MacBook Air(マックブック・エア)』を買った。買ったのは、11.6インチの128ギガのssd搭載バージョン。


APPLE MacBook Air 1.7GHz Core i5/11.6/4GB/128GB MD224J/A

APPLE MacBook Air 1.7GHz Core i5/11.6/4GB/128GB MD224J/A


MacBook Air』は、初代の発売以来、ずっと欲しかった。発売時から、工業製品を超えた、モノとしての美しさに感嘆し、かなり購入を前向きに検討したこともあるのだが、当時は家にパソコンが4台もあったので、断念した経緯がある。


その後、引っ越しをし、「断捨離」をして、数台あったパソコンの内の2台をソフマップに売り払い、1台を遠方の両親にあげたりして、不良デジタル債権の処分ができた。収納スペースもだいぶ空いた。大きめのノート一台体制でしばらく過ごしていた。しかしネットをする為に、わざわざ大きめのノートパソコンを出すのは面倒だった。もっと手軽にできる道具が欲しい。その度に『MacBook Air』のことが頭をよぎった。そして11.6インチという小型バージョンの発売。一層洗練されたクオリティを心の中で称賛したが、買うタイミングを失い、スルーしてしまった。そして6月、そのマイナーチェンジ版が発売された。これまで、いわば耐えに耐えてきたのだが、ついに敗北した。


買おうと決めた時、『iPad』とどちらを買うか、迷った。『iPad』が優れているのは携帯性とバッテリー駆動時間で、『MacBook Air』が勝るのはキーボードがついている点だ。若い人なら今なら断然『iPad』だろう。しかし私は古いタイプの人間のようだ。『iPad』は「閲覧」には適しているが、タッチ入力が自分にフィットするかという疑問がクリアされなかった。文章を入力するのにストレスがあるのは嫌だった。それに加え、好みもあるが、外観の美しさは『MacBook Air』の方が上だ。「もともと欲しかったものを買う方が後悔は少ない」という信念のもとに『MacBook Air』にした。


結果的には、買ってよかった。実際に手に入れてみても素晴らしかった。エッジの効いたシャープなライン。素晴らしい薄さ。軽いのだが、金属外装ゆえの塊感がある。高級感はそこらへんのウインドウズの同価格帯のノートに圧倒的に勝る。よく、ライカなどの高級カメラやブランド品などで「持つ喜び」なんて表現をするが、『MacBook Air』を手に取った時の喜びはまさにそれだ。あるいは、備前焼のやきものを買った時の感覚が近いかもしれない。こちらは日本製ですらない工業製品なんだけど。アップル製品の魅力は健在である。


主な用途は、ネットサーフィンと、デジタルメモで、拡張性は低くても高スペックの最新型のマシンなので、ハッキリ言ってオーバースペックである。異様に早い起動時間や、同様に早いシャットダウン処理の時間は、時間というものの価値を再認識させてくれる。ネットも便利な機能が満載で、ブックマーク管理もよくできている。バッテリーも意外に持つ。これだけで私には十分だ。しかももし今後ワードやエクセル、パワーポイントを使いたくなれば、マック版はウインドウズ版よりも安く買うことができる。


長年生きてきていままで使ってこなかったマックを今更使うことになるとは思わなかったが、すっかり愛用している。


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