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南信州ビール


しばらく前に輸入ビールに夢中になり、その後は地ビールに興味が出てきた。AMAZONでも楽天などの通販サイトを活用すれば、家に居ながら、遠くの土地の地ビールを買うことができる。そして、メジャーなビールメーカーと比べて圧倒的に個性的で、しかもおいしい銘柄をいくつも発見した。


輸入ビールに夢中になったのも個性の強さを求めたからだ。しかし輸入ビールは輸送に手間がかかる分、輸送や保管の環境が悪いと、明らかに味が落ちてしまう。そこに地ビールの強みがある。地ビールの場合、遠いところであってもせいぜい国内の範囲なので、輸送と保管に関するリスクが少ない。


気に入った地ビールをいくつか挙げるならば、長野県の会社『ホッピーブルーイング』の『よなよなエール』、群馬県川越市の『コエドブルワリー』の『コエドビール』、大阪府箕面市の会社『箕面ビール』の『ヴァイツェン』。これらは、ビール大国のドイツやチェコやベルギー、イギリスの定評あるビールと比べても遜色ないおいしさを誇る。


今回紹介する、『南信州ビール』もそんなおいしいビールのうちの一つだ。私は南信州ビールの『ゴールデンエール』、『気の里ビール』、『アンバーエール』は、世界中のビールの中でトップクラスだと思っている。水がおいしいからなのか、小規模で丁寧に作られているからなのか、『南信州ビール』のおいしさは感動ものだ。


■ゴールデンエール



最初の一口を飲み干した瞬間、仰天した。こんなに美味しいビールが存在するとは。知らなかった。飲みやすいのにコクがある。ホワイトビールのような柑橘系の香りと、ピルスナーのような喉越しを併せ持つ。飲んでいる間中しあわせだった。このビールは凄い。


■気の里ビール



「ゼロ磁場」のスポットと言われる南アルプスの麓「伊那市長谷入野谷」で作られるビール。上記のゴールデンエールと同じレシピだが、使用される水が違う。同じレシピでどうしてこんなに味が違うのか不思議。ただでさえ美味しかったゴールデンエールがさらにレベルアップし、突き抜けた感じである。


■アンバーエール


ロンドンのパブで飲めるような、こうした茶色のビールもおいしい。ロンドンのパブでは泡なしのぬるいビールが良く飲まれる。アンバーエールはそうした飲み方に最適だ。冬はこういうものを室温くらいの温度にまで温めて飲むとおいしい。衛星放送でサッカーのプレミアリーグの試合を見ながら、チビチビ飲むと気持ちよく酔える。


■アップルホップ



リンゴを使用した発泡酒。シードルなどと違うのは、完全にビールの感覚で飲めるということだ。サクッとした喉越しで、リンゴを噛んでいるかのような感覚なのに、飲んでいる時の気分はまぎれもなくビール。


南信州ビール』は、一本あたり500円を超える高価なビールだが、私は習慣的に毎日飲む訳ではないし、量もそんなに飲めないので、高価とはいえ、飲む日でも一晩一本で済む。220円(一般的なビール)が500円(『南信州ビール』)だから倍以上だが、得られる満足度は倍以上だ。個性的なおいしさは、大手メーカーのビールでは味わえない。


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