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春日大社の万葉粥と興福寺


この日は昼から休みだったので、奈良の春日大社まで行ってきた。春日大社は奈良の中心街から遠くないところにあるのだが、鬱蒼とした森に囲まれている。神秘的な雰囲気があって、伊勢神宮などと同じように古来から存在している神社特有の神々しい空気を感じる。



春日大社の敷地内に『春日荷茶屋』というお店があるので、昼食はそちらでいただくことにした。



こちらの名物は「万葉粥」というメニューで、訪れる時期によって、十二か月それぞれ違った内容のお粥をいただくことができる。3月は菜の花のお粥だった。料金は1,050円。白味噌仕立ての出汁は薄味でありながらきちんと旨みが出ており、美味しかった。肌寒い日だったが、体が温まった。

春日荷茶屋


住所奈良県奈良市春日野町160
営業時間:10:00〜16:00
定休:月曜日



奈良では、鹿は神の使いだと言われる神聖な生き物だ。そんな神聖な鹿は、奈良公園だけでなく、春日大社にも、興福寺にも、猿沢の池に、燈籠の間にもぬっと現れる。



春日大社のあとは、奈良国立博物館で多数の国宝の仏像にお参りして、興福寺にまで足を伸ばし国宝館の阿修羅像もお参りして、しっかりご朱印もゲットして帰ってきた。半日の休日だったので時間的には短いものだったが、心が洗われるような時間を過ごした。仕事で体が疲れていても、気持ちが生き返る。



右が春日大社。左が興福寺。「令興福力」と書かれている。意味は、「福力を興さ令む(ふくりきをおこさしむ)」、あるい「福を興さ令む力(ふくをおこさしむるちから)」だそうだ。


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