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Apple iPod touch 64GB


ずっと使っていた第4世代のiPod touchのホームボタンの反応が悪くなってきたので、思い切って買い替えた。


新製品が出るたびに爆発的にヒットを飛ばしたiPodシリーズもiPhone発売以降売れなくなり、今年の1月のアナウンスによるとアップルの売上全体のなかでわずか2%にまで落ち込んでいるらしい。2%とはすごい数字だ。iPod、売れていない。まさか製造中止なんていうことはないかもしれないが、iPodシリーズで魅力的な新製品はもう登場しなくなるかもしれない。家電量販店に行っても、iPhoneiPadのコーナーは賑わっているのに、iPodのコーナーは閑古鳥が鳴いている。試し放題。触り放題だ。私はいまのところiPhoneに機種変更する予定もないし、今使っているものが壊れてしまっては困るので、売っているうちに買おうと、第5世代のiPod touch(64GB)を購入した。


Apple iPod touch 64GB 第5世代 ブルー MD718J/A

Apple iPod touch 64GB 第5世代 ブルー MD718J/A


画面がさらに美しくなり(前の機種も随分綺麗だったが)、処理速度もかなり早くなった。画面サイズも大きくなったが、私はそれほど差を感じられなかった。比べると確かに大きいが、縦に大きいというのが、感覚的に大きさを実感できない理由なのかもしれない。


先代と比べた音質については、ネットでは「良くなった」、「悪くなった」と真っ二つだが、私はよくわからなかった。ほぼ同じと見た。


変な話だが、いちばん進化が感じられたのはiPod本体ではなく、iPhone 5sにも付属する標準のイヤホン(EarPods)だった。これは傑作だ。凄い音だ。素のままで音が良くて、上品である。クラシック音楽にもぴったりだ。バッハを聴けば敬虔な音が鳴り、モーツァルトなら愉悦に富んだ音が鳴る。ブルックナーを聴けば、荘厳な音を鳴らす。ストラヴィンスキーなら、盛大に鳴る。もう一回言いたい。これは凄い音だ。iPodで音楽というジャンルに飛び込んできたAppleの成果は実はこういう部分に結晶したのかもしれない。


Apple EarPods with Remote and Mic MD827FE/A バルク品

Apple EarPods with Remote and Mic MD827FE/A バルク品


付け心地も最高で、立体的に耳にフィットする。なのに無理な力が加わらない。私は音楽を聴きながら寝ることが多いが、某社のイヤホンなどには耳の穴が痛くなってしまうものもあるが、純正の新イヤホンはそういうことがなかった。外れにくいのに痛くならないというのが珍しい。イヤホン単体でも購入可能なので、壊れたら単品で買おうかと思うほど気に入っている。


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