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牛タン『喜助・大阪うめきた店』


先日、大阪のグランフロント大阪に行ったとき、『喜助』で牛タンを食べた。


大阪というと昔から、鶴橋に代表されるように、牛タンよりも、焼肉の方がポピュラーだった。大阪でも難波でもそのほかの土地でも、大阪府下の焼肉店は総じてレベルが高いと私は思っている。そんな中、以前から、牛タンをメインで食べられる店がないわけではなかったが、この1〜2年のうちに、大阪駅エキマルシェに『利休』、うめきたに『喜助』と、牛タンの店が、相次いで2店出店された。牛タンに麦飯とテールスープ。仙台名物を気軽に楽しめるようになって嬉しい。


『喜助』は、かなり混雑することもあるが、平日の11時過ぎなので、待たずに席に着くことができた。しかし開店直後と言っても良いこの時間なのに、既に店内は混雑し始めていて、改めて人気店であることがわかった。



定食の中身は、牛タンに麦飯とテールスープ。南蛮味噌。付け合わせはサラダではなく漬物。あとは、ランチタイム限定で、ととろ汁を無料で付けてくれる。


味には塩、タレ、味噌の三種類があり、二種類の味が楽しめるミックスにするとやや高価になる。私が注文したのは、塩と味噌の、1.5人前定食で、2,322円だった。他には、数量限定の特切り厚焼定食(2,160円)というメニューもあり、普通の定食でも結構分厚いが、そちらはさらに分厚く切られている。どちらにしても、ランチにしては少々高価だが、このへん(グランフロント大阪)で昼食を食べると普通にこのくらいかかってしまう。明日から質素に暮らそう。


肝心の牛タンは素晴らしい焼き加減だった。厨房では網の前で一人の調理人が集中している。積み重ねられた生の牛タンを一枚一枚網の上に乗せ、火の入り方を丹念に見守る。何人分もの注文を捌くのに、雑なところは全くなくて、まさに職人。味も、なんとも絶妙な塩加減だ。味噌も悪くないが、断然、塩。お勧めは塩味だ。とろろ汁も南蛮味噌も漬物も、もちろんメインの牛タンも、強烈に御飯のお供を主張し、完全に『ごはんがすすむ君』状態だ。

喜助 大阪うめきた

住所:大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪南館 7F
営業時間:11:00〜23:00


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