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徳島ラーメンを巡る(その2)


徳島ラーメンについて。


以前に徳島ラーメンのことを書いたが(→そのblogはこちら)、あれからもっといろいろなところを食べ歩いたのに、整理できずにいた。


徳島ラーメンというと、(1)量が少なく、(2)味が濃くて、(3)煮込んだ豚肉が入っていて、(4)生卵が乗ってるものだと思っていたが、店によって「そうした特色ばかりではない」というのがわかった。


いろいろだ、と。


■いのたに・本店

徳島ラーメンの超有名店。スタンダードな徳島ラーメンを食べさせてくれる店。休日には遠くから訪れる人も多い。駐車場が点在しているが(点在の仕方も見どころ)キャパシティーは十分だ。食券制。学校の食堂を思い出した。写真は肉玉大(肉と玉子入りの大)。「つまり徳島ラーメンとはこういうものだろう」、という期待を裏切らない。また行きたい。


■ふく利・吉野本町店

一般的に徳島ラーメンのイメージするものと違うが、断然好み。ここなら毎日食べても良いと思った。店内は狭いがとても清潔。ムードの良い音楽がかかっていた。


■王将

餃子の王将」とは無関係。相席だったので写真は控えた。ここは肉がすごい。「肉入」は本当に麺が見えない。肉を食べつくすと麺が出てくるという感じだ。スープはいろいろなものがとけ込んでるんだろうな〜というこってりとした味。昼をだいぶ過ぎていたが店内はそれでも満席だった。


■可成家・徳島駅前店

こちらも徳島ラーメンのイメージと違う。味は、旭川ラーメンのチェーン店「山頭火」に似ている。もう少しあっさり系だが。飽きそうにないシンプルな味だ。このお店は徳島駅から非常に近いので、「あ、徳島に来たのに徳島ラーメンを食べ忘れた!」と気付いたときに駆け込むことが出来る。


■広東・矢三本店

メンマの代わりに茹でたタケノコが入っている。レジで注文をして会計を先に済ませると番号札をもらう。お店のおばあさんがブリキみたいな配膳台をゴロゴロ押してきて持ってきてくれる(この配膳台、年季が入っていてすごい)。番号札を返す。面白い。あとは、店中に散らばるマンガ、雑誌類。散らかっているという意味ではなく、置き場所が分散されている。だから『あぶさん』の23巻と24巻が全然違う場所に置いてあったりする(注;『あぶさん』は例え)。全然、味についてのコメントがないな…。タケノコが変わっているが「いのたに」と並んで徳島ラーメンを代表する味。美味しい。



徳島といい、香川といい、麺どころだ。徳島ラーメンは最近メジャーになったが、他にも「祖谷(いや)そば」とか「たらいうどん」とか。香川は言わずと知れた讃岐うどん→さぬきうどんについての過去のblogはこちら)。


3食とも麺でもいける。私は麺類が好きなので麺づくしの食事でも全然困らない。


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