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クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味

クラシックねた

佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏の話

このブログでは佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏について一度も触れたことがなかったが、彼を巡る事実がトップニュースとして報道されている。残念な話で、本当に嫌なニュースだ。 被爆2世として生まれ、耳の聞こえない作曲家として知られる佐村河内(…

ブルックナーのアダージョ楽章

私の最近のクラシック音楽とのかかわり。子供を寝かしつつ、寝床でiPodで聴きながら、そのまま眠ってしまう。夜遅く、家族の寝息も聞こる中、意識がなくなるまでの少しの時間、音楽と向き合う。そんなときによく聴いているのはブルックナーの交響曲のアダー…

2008年の振り返り・ベストコンサート

今年もいろいろあった1年だった。 サッカーのEURO2008でのスペインの攻撃的なサッカーの勝利に溜飲を下げた人も多かっただろう。北京オリンピックもあった。「ママでも金」は現実のものにならなかったが、口パク疑惑少女とCG花火が話題になった。その直前に…

大フィル2009/2010定期演奏会プログラム

大フィル(大阪フィルハーモニー交響楽団)の来シーズンの定期演奏会の詳細が決まり、HPにもアップされた。 来シーズンのプログラムも、古典派から現代作品までバラエティに富んだ内容で、様々な国と地域の作品が取り上げられていて、昨シーズンの流れを汲ん…

2008秋・ベルリン・フィル&サイモン・ラトル来日

この秋、音楽監督サイモン・ラトルとのコンビで、ベルリン・フィルが来日するようだ。ベルリン・フィルの関西での公演はしばらく記憶にない。しかも、ブラームスやベートーヴェンといった楽しみなプログラムである。 ■日程 11月23日(日) ミューザ川崎シンフ…

大フィル・2008/2007定期演奏会プログラム発表

今夜はクリスマス・イブ。 最近の若い人たちは、クリスマスイブにディナー&ホテルにステイなんていうリッチな過ごし方をするのだろうか、あるいは居酒屋?家で鍋?などと、どうでもよいことを考えていたら(他人の過ごし方は気になる。ちなみに私は妻と一緒…

エレーヌ・グリモーが大阪国際フェスティバルに登場

ピアニストのエレーヌ・グリモーが2008年の大阪国際フェスティバルに、ソリストとして登場する。 【→2008年・第50回大阪国際フェスティバルのページはこちら】 オーケストラはパーヴォ・ヤルヴィの振るフランクフルト放送交響楽団で、グリモーはベートーヴェ…

大フィルグッズ・大植ストラップ

先日の大阪クラシックの「悲愴」公演のときに(→そのときのブログはこちら)、大フィルグッズを購入した。 大フィル創立60周年記念の携帯ストラップ。大植英次音楽監督をモデルにした、通称「大植ストラップ」。 ちなみに実物はこちら。 (↑写真は大フィルの…

大阪クラシックのチケット、明日発売

昨年に引き続いて、大フィル(大阪フィルハーモニー交響楽団)のイベント、「大阪クラシック」が行われる(→スケジュールはコチラ)。 今年で2年目を迎えるこのイベント。 9月2日から9月8日の1週間、御堂筋界隈のあちらこちらで、大フィルメンバーによるク…

チャイコフスキー国際:バイオリンで神尾真由子さん優勝

ヴァイオリニストの神尾真由子さんがチャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で優勝。 おめでとう! ヴァイオリン部門での日本人優勝は2人目で、諏訪内晶子さん以来の快挙だ。 チャイコフスキー国際:バイオリンで神尾真由子さん優勝 【モスクワ…

ロストロポーヴィチ逝く

チェロの巨星、逝く。 訃報:ロストロポービチさん80歳=チェリスト 「世界最高のチェリスト」と称賛を受け、芸術家の自由を守る闘いにも全力を傾けた旧ソ連出身のムスティスラフ・ロストロポービチさんが27日、モスクワの病院で死去した。80歳だった…

風邪にマーラー

風邪を引いて土日寝込んでいた。熱はないのだが体中の関節が痛い。だるい。咳が止まらない。のどが痛い。 もうだいぶ良くなった。 「体調が悪いときにマーラーは聴くべきではない」と思った。 不気味な旋律に不協和音。大音量。大音響。コミカル。シニカル。…

大阪国際フェスティバル・ヤンソンス・バイエルン放送響

11月22日、マリス・ヤンソンス*1がバイエルン放送交響楽団を率いて、大阪のフェスティバルホールにやってくる。まもなくチケットが発売される。 (→大阪国際フェスティバルのページはこちら) ≪大阪国際フェスティバル協会 特別公演≫ マリス・ヤンソンス指揮…

聖響×OEK/ブラームス・チクルス

ずいぶんと前から発売されていたので今更となってしまったが、ようやくチケットを購入した。初回はチケットぴあでは完売。2回目以降はまだ余裕があるようだ(私は2番がとても好きなので、まずは2回目のチケットを買った)。 聖響×OEK/ブラームス・チ…

大植英次×大フィル・ベートーヴェン交響曲全曲演奏会

大植英次×大フィルのベートーヴェン交響曲チクルスのチケットがまもなく発売される。私は連続券を買うつもりだ。 B席なら16,000円(1回あたり4,000円)、安価とはいえないまでも来日オーケストラの1回分程度なので、踏ん切りがつく。 大植さんは、2006年の…

諏訪内晶子・MIDORI・ブレハッチ・アルゲリッチ

大阪北区にあるクラシックコンサート専用ホール、ザ・シンフォニーホールが、今年2007年に開館25周年を迎えるということで、2006/2007シーズンは注目の公演が目白押しだ(→ザ・シンフォニーホールHP)。 ■北ドイツ放送交響楽団・諏訪内晶子 2007年5月13日(日…

大阪フィルハーモニー交響楽団2007/2008定期演奏会プログラム

大フィル(大阪フィルハーモニー交響楽団)の来期つまり2007/2008定期演奏会のプログラムが決定した(→大阪フィルHP)。 来期は定期会員になろうと思っているのだが、期待に違わず楽しみな曲ばかり。 大植英次氏の指揮するブラームスの4番に、シ…

ワーグナー・管弦楽名曲集

リヒャルト・ワーグナー(ヴァーグナー)。 この巨人をどう攻略していったらよいか。クラシック音楽の最高峰のひとつ(のはず)だ。なにしろ高い頂だ。登頂口はどこにあるのだろう? ワーグナーの最大の作品『ニーベルングの指輪』(以下『〜指輪』)は上演…

ラン・ランのインストアライブ&サイン会

クラシックのピアニスト、ラン・ランのインストアイベント&ライブに行ってきた。 ラン・ランは以前にも書いたとおり、中国人若手の世界的ピアニストだ。 場所は大阪・西梅田のハービスエントにあるJEUJIYAで。ニューアルバム『ドラゴン・ソング』を買ったと…

ジョージ・ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』

細かいことは考えずに気軽にただ聴ける音楽というのがある。私にとってはガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』がそんな曲だ。 ジョージ・ガーシュウィン (1898年9月26日-1937年7月11日) はアメリカ合衆国を代表する作曲家だ。 私はクラシックを聴く…

韓国伝統茶・五味子茶とクラシックの関係について

今日、突然、オミジャ(五味子)茶を飲みたくてたまらなくなった。職場の後輩たちと出かけた韓国旅行から帰ってきて1ヶ月とちょっと。一番懐かしいものは、焼肉でも韓定食でもなく、一杯のお茶だった。 オミジャ(五味子)茶- チョウセンゴミシというつる性…

サイモン・ラトル×ベルリン・フィル×ホルスト『惑星』(「冥王星」付き)

「冥王星」が「惑星」から除外された翌日に国内盤が発売された、サイモン・ラトル指揮によるベルリン・フィル演奏のCD『惑星』が売れている。初回1万枚の在庫が切れ、追加に1万枚オーダーが上がっているそうで、クラシックCDとしては久々のヒットとなる可…

クラシック名曲・名盤ガイドブックをレビューする

最近では「ベストクラシック100」のようなCDも出て、コアなファンや愛好家だけのものではなくなってきたクラシック音楽。裾野が広がっているのはクラシックファンの一人としてうれしいことだ。でもクラシックという膨大なアーカイブをどうやって探訪すれ…

クラシック作曲家(音楽家)のイメージ(その2)・ブルックナーのCD

昨日のネタの続き。個人的にハマッてしまった。いろいろ反省点もあります。 例えばベートーヴェン・・・精神 ベートーヴェンは「精神」というよりも、よく言われる「楽聖」の方がよかったんじゃないかな〜とか。「克服」もいいし、「闘争」でもいい。「偉大…

クラシック作曲家のイメージ

あるサイトでおもしろいネタを見つけた。「クラシックの作曲家ってどんなイメージ?」 例えば、モーツァルトだったら「神童」だとか。ブラームスだったら、「重々しい」というイメージがある。 そんなイメージをできるだけ短い言葉で表わしてみようというも…

クラシック音楽・ワルティ堂島

私は週に5枚はCDを買っています。主にクラシック音楽のです。大体、週2日ほどCDショップに行き、1回につき平均して2〜3枚を選んで買っています。 いまでこそ週に5枚ほどですが、一時期、狂ったようにCDを買っていた時期があって、そのときはジャ…