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クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ベートーヴェン・交響曲全集

私が好きなクラシックCDのジャンルに「交響曲全集」がある。作曲家が残した全ての交響曲が収録されているのが交響曲全集だ。曲の長さと数から言ってポピュラーなのは、ベートーヴェンとブラームス、シューマンだ。マーラーだってあるし、シベリウス、チャイ…

眠りたい夜にJ.S.バッハの『ゴルトベルク変奏曲』を

昨日、バッハの『ゴルトベルク変奏曲』のことを書いた。ゴルトベルク変奏曲は、眠りのための音楽であるとも書いた。しかし、グレン・グールドの演奏は、鍵盤を叩きつけるような激しい表現もあって、反対に眼が冴えてしまう。私は最後のアリアまで眠れなかっ…

眠れない夜にはJ.S.バッハの『ゴルトベルク変奏曲』を

ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685年3月21日-1750年7月28日)は、音楽家一族の中に生まれたが、その一族の中でも格別の才能を持った、西洋音楽史に大きな足跡を残した作曲家だ。 バッハの魅力。バッハは深遠。「バッハ的」とも表現できそうな世界の深さ…

モーツァルト最後の交響曲・第41番「ジュピター」

モーツァルト最後の交響曲は「ジュピター」と呼ばれている。この、最後の交響曲はとても明るい曲だ。 モーツァルトの最後のピアノ協奏曲もそうだ。ピアノ協奏曲第27番は、天上の音楽。ただひたすら白い。明るいが油断しているとゾッとするほどの寂しさが見え…

『モーツァルト・アルバム』

Mozart Albumアーティスト: Netrebko,Mozart,Quasthoff,Terfel,Garanca出版社/メーカー: Deutsche Grammophon発売日: 2006/08/08メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る モーツァルトイヤーにふさわしいCDが本日(国内盤・8月23日)発売されまし…

新しいデジカメ「GR-DIGITAL」は再び旅の夢を見せてくれるか?

RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL出版社/メーカー: リコー発売日: 2005/10/21メディア: Camera クリック: 187回この商品を含むブログ (146件) を見る 新しいカメラを買った。デジカメだ。私は久々にときめきを感じながらこの商品を買った。 カメラが電化製品…

「深刻」ショスタコーヴィチ・交響曲第5番

今日もショスタコーヴィチ。なんだか、このブログはまったく世の中の流れを無視して書いていますね。読んでいただいてる方々、お付き合いいただきありがとうございます。 さて、今日は交響曲。ショスタコーヴィチの代表作にして、交響曲史上の傑作のひとつで…

明るい!?ショスタコーヴィチ

クラシック作曲家の三大ネクラは、ブラームス、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチではあるまいか。それでもチャイコフスキーの場合は、泣き節が大げさな上、メロディーが甘美なので深刻さが減じているが、救われないのはショスタコーヴィチだ。後期の弦…

ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフは全部で4曲のピアノ協奏曲を書いた。どれも違った趣を持っており、すべてが魅力的な作品だが、どういうわけか2番だけが突出した人気を誇っている。 確かにこの曲は名曲だ。美しいとしかいいようのない曲で、スケールが非常に大きく、ロマン溢…

韓国2泊3日・最高の焼肉を食いにいく

8月6日から2泊3日で会社の後輩たちと3人で韓国旅行に行ってきました。 私は大体、旅行に行くときは、テーマを決めて行きます。例えば、ベルリン・ドレスデン・フランクフルトを旅行したときは、新しいものからドイツ美術を遡る旅。ロンドンを旅行したと…

モーツァルトのピアノ協奏曲・最高傑作は?(その2)

Q. モーツァルトのピアノ協奏曲の最高傑作はどれか?とりわけ20番以降の作品はどれもが素晴らしい。う〜ん… A. 卑怯な手だがこう答えたい。すべてが最高傑作。 その中で、私がとりわけ好きなのは先日挙げた20番と、22番だ。 22番の素晴らしさは、「…

『ガール』奥田英朗・著

クラシックは一寸お休み。こう暑いとプールに泳ぎに行ったり、ラジオ体操に行ったり、セミを捕まえに行く元気もない。家の中で寝転んで本でも読んで過ごしたい。そんな日の私のひそかな楽しみは、ベストセラーになっている本を片っ端から買い込んで、クーラ…

モーツァルトのピアノ協奏曲・最高傑作は?

モーツァルトの交響曲は傑作の宝庫と書いたが、ピアノ協奏曲もそうだ。もともと、ピアニストとしても優れていたモーツァルトであったから、このジャンルでも傑作を数多く書いた。 モーツァルトのピアノ協奏曲について思いを巡らすのはとても楽しい。 「どの…

モーツァルト・交響曲第40番

モーツァルトが書いたジャンルの中で、ピアノ協奏曲、オペラがそうであるように、交響曲も傑作の宝庫です。 全集を買って宝探しのように「自分だけの宝物」を探すのも悪くないでしょう。好きな曲が見つかったら、違った指揮者やオーケストラのCDを揃えて聴き…

モーツァルトオペラの序曲集・『劇場支配人』序曲

暫く更新が止まっておりました。読んでいただいた方々すみません。二泊二日で韓国に行ってきました。仕事ではなくプライベートです。中々おもしろいことがあって書きたいこともあります。でも今は帰り立てで、頭の中が整理できてからの方が面白いと思うので…

自分で散髪して、もみ上げを剃り落とす。

パナソニック セルフヘアカッター ER326P-H出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)メディア: ホーム&キッチンこの商品を含むブログ (1件) を見る 今日は自分で散髪をした。先日、シェーバー(電気カミソリ)でうまく刈れなかったことを書いたが、その後、…

クラシック作曲家(音楽家)のイメージ(その2)・ブルックナーのCD

昨日のネタの続き。個人的にハマッてしまった。いろいろ反省点もあります。 例えばベートーヴェン・・・精神 ベートーヴェンは「精神」というよりも、よく言われる「楽聖」の方がよかったんじゃないかな〜とか。「克服」もいいし、「闘争」でもいい。「偉大…

クラシック作曲家のイメージ

あるサイトでおもしろいネタを見つけた。「クラシックの作曲家ってどんなイメージ?」 例えば、モーツァルトだったら「神童」だとか。ブラームスだったら、「重々しい」というイメージがある。 そんなイメージをできるだけ短い言葉で表わしてみようというも…

チャイコフスキー・交響曲第6番『悲愴』

昨日、ゲルギエフとチャイコフスキーの交響曲第5番のことを書いた流れで、第6番『悲愴』のことを書きます。 チャイコフスキー:交響曲第6番アーティスト: ゲルギエフ(ワレリー),チャイコフスキー,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団出版社/メーカー: ユニ…