ドヴォルザーク
先日、音楽を聴くときに私は、何を聴こうか突然、迷ってしまっていた。「いま」何を聴きたいのか。 ベートーヴェン。いまは聴きたくない。モーツァルト。ちょっと違う。ブラームス 。違うかもしれない。マーラーという気分でもない。ブルックナー。もっと時…
クラシック音楽をはじめて聴き始めた中学生の時、「楽友」(注・音楽を一緒にやっていた仲間ではない/クラシック音楽のカセットテープを貸し借りしていた友達)が遊びに来た時に持ってきた『新世界より』。その曲を聴いたとき、「世の中にはこんなに勇まし…
現代音楽オンリーのアバンギャルドで刺激的な演奏会を聴いたばかりなので(→大フィル第412回定期)、古典的で、とにかくメロディのはっきりした曲を聴きたくなった。 今日はずっと家で過ごしたので、iPodでなく自宅のオーディオでクラシック音楽を楽しんだ。…
ドヴォルザークの交響曲はこれまで、9番「新世界より」、8番、1番「ズロニツェの鐘」をブログで取り上げてきた。 今日は第3番変ホ長調と第7番ニ短調だ。 ドヴォルザーク:交響曲第3番&第7番アーティスト: チョン・ミュンフン,ドヴォルザーク,ウィーン・…
私はドヴォルザークの交響曲の中では、9番「新世界より」、8番、7番、3番に加えて、1番「ズロニツェの鐘」が好きだ。 前にも書いたかもしれないが、私は標題交響曲マニアなところがあって、標題が付いた交響曲(「標題音楽」という厳密なものでなくて単…
ドヴォルザーク・交響曲第8番は、「イギリス」あるいは「ロンドン」と呼ばれることがあるが、曲の内容とは全く関係がない。この呼称は、金銭トラブルによって楽譜がこれまでの出版元ではなく、ロンドンの出版社から刊行されたことに因む。 ドヴォルザークの…
明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 ◇ ◇ ◇ 言わずと知れた「新世界より」は、名曲中の名曲だ。 新大陸アメリカに渡ったドヴォルザークが故郷チェコに宛てた手紙のような曲だ。 「お元気ですか。私は元気です。」「こっちの…