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クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味

チャイコフスキー

インゴルフ・ヴンダーの協奏曲アルバム

今日は、最近よく聴いている一枚のCDのことを書きたい。 最近のクラシック音楽のCDは音質が素晴らしい。ダイナミックレンジが広く、音響も立体的だ。このアルバムは、特にライブ録音だということもあって、ホールを鳴らしているような、空気の震えのような、…

ヴァイオリン協奏曲の名盤

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を昔はそれほど好きではなかったが、いまはかなり好きになっている。 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のように優美でなく、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲みたいに流麗でなく、ブラームスのヴァイオリン協奏…

アリス=紗良・オットのチャイコフスキー/リスト

アリス=紗良・オットのコンチェルト・アルバムを聴いている。収録されているのは、チャイコフスキーとリストのピアノ協奏曲.。両曲とも第1番。 アリス=紗良・オットは日系ドイツ人の女性ピアニストで、2004年に日本でデビューするとたちまち、若手トップ…

序曲「1812年」(作品49)の名盤

チャイコフスキーの序曲「1812年」のモチーフは、ナポレオン軍によるロシア侵攻で、1812年のモスクワでの抵抗とロシア軍の勝利を描いたものと言われている。 ロシア民謡やらロシア正教の聖歌やら、ロシア国歌、さらにはフランス国歌までもが登場しては消え、…

ヴァイオリン協奏曲(ヒラリー・ハーン)&ヒグドン

私にとって新譜の発売が最も楽しみなクラシック音楽の演奏家の一人、ヒラリー・ハーンの協奏曲のCDが発売された。Amazonで予約していたら、発売日に届いた。Amazonは予約者への発送が後回しにされるなんていう黒い噂があるので心配していたが、しっかり届…

名盤・バーンスタインのチャイコフスキー5

涙なしに聴けない一枚がある。 それがこのCDで、バーンスタインがニューヨーク・フィルハーモニックを振った、チャイコフスキーの交響曲第5番の録音である。 チャイコフスキー:交響曲第5番、他アーティスト: バーンスタイン(レナード),チャイコフスキー,…

ドゥダメルのチャイコフスキー5番

家に着くのが待ち遠しい。そんなに楽しみな気持ちでCDを買ったのも久しぶりだった。 チャイコフスキー:交響曲第5番アーティスト: ドゥダメル(グスターボ),チャイコフスキー,シモン・ボリヴァル・ユース・オーケストラ・オブ・ヴェネズエラ出版社/メーカー: …

スヴェトラーノフのチャイコフスキー5の2枚

チャイコフスキーの後期交響曲の中では私は圧倒的に5番が好きだ。豪快に気持ちよく終わる4番や悲しい気分の時の6番「悲愴」も捨てがたいが、やはり5番だ。この趣味はクラシック音楽を聴き始めたときから今まで一貫している。 さて、この2枚のスヴェトラ…

アントニオ・パッパーノによる後期交響曲集

最近、アントニオ・パッパーノ指揮サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団による、チャイコフスキーの後期交響曲集、つまり4〜6番「悲愴」を聴いている。 チャイコフスキー:交響曲第4番&第5番&第6番アーティスト: パッパーノ(アントニオ),チャイコフス…

ゲルギエフ×キーロフ・オーケストラの「悲愴」

ゲルギエフとキーロフ・オーケストラによるチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を聴いている。 ゲルギエフによる「悲愴」というと、ウィーン・フィルを振ったライブ盤がとくに有名だが、総監督を務めるキーロフ・オーケストラによる「悲愴」も相当すごい…

チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲の名盤

いわゆる3大ヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスだが、それらに続いてポピュラーなのはサン=サーンス、チャイコフスキー、シベリウスあたりだろうか。 チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。 抒情的でスケールの大きな…

チェリビダッケのチャイコフスキー5

ゴールデンウィーク中、クラシック音楽の一大イベント、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」(→ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007のHPはこちら)が進行中だが、私は関西を一歩も出ない。 今日も車で、自宅で、好きな音楽をずっと聴い…

チャイコフスキー・交響曲第1番「冬の日の幻想」

チャイコフスキーの交響曲というと、コンサートでは4〜6番「悲愴」といった後期の曲が頻繁に演奏される一方、あまり取り上げられないものの1〜3番までの初期の交響曲も名曲揃いだ。 私は初期の交響曲の中では「小ロシア(ウクライナ)」の標題を持つ第2…

コバケンのチャイ5・アーネムフィル公演情報

コバケン(小林研一郎)のチャイコフスキーの交響曲第5番。オーケストラは、2006シーズンから主席指揮者を務めるアーネム・フィル。オランダの伝統あるオーケストラだ。そのCDを最近買って聴いている。相当いい。 チャイコフスキー:交響曲第5番、「くる…

ラン・ラン×バレンボイム×ピアノ協奏曲第1番

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はクラシック音楽の名曲中の名曲だ。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と並んで、有名な曲だ。 この曲を聴いて、首を傾げる人はたぶん少ないと思う。オーケストラのメロディの美しさと、ピアノの華やかさが同…

燃えるクラシック曲・チャイコフスキー交響曲第4番

一般にクラシックという音楽ジャンルは敷居が高いと思われているが、「燃える曲」というのが少なくない。 ベートーヴェンの交響曲第7番、ブラームスの1番、ドボルザークの「新世界より」、マーラーの2番「復活」、ラヴェルのボレロだってそうだ。「燃える…

チャイコフスキー・交響曲第6番『悲愴』

昨日、ゲルギエフとチャイコフスキーの交響曲第5番のことを書いた流れで、第6番『悲愴』のことを書きます。 チャイコフスキー:交響曲第6番アーティスト: ゲルギエフ(ワレリー),チャイコフスキー,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団出版社/メーカー: ユニ…