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ショスタコーヴィチ

ショスタコーヴィチ再入門

井上道義さんとサンクトペテルブルク響のショスタコーヴィチの演奏会を聴いて以来、ショスタコーヴィチの音楽が頭から離れない。 私は昔、クラシック音楽を聴きはじめたすぐ後にショスタコーヴィチに夢中になったが、その後、ベートーヴェンやブルックナーな…

ヤンソンス&コンセルトヘボウのショスタコ7

マリス・ヤンソンスがロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラ(RCO、以下コンセルトヘボウ)を振ったショスタコーヴィチの7番を時々聴いている。 Symphony No 7 (Hybr)アーティスト: Dmitry Shostakovich,Mariss Jansons,Amsterdam Concertgebouw Orchest…

ショスタコーヴィチの4番×チョン・ミュンフン

ショスタコーヴィチの交響曲の魅力は何かというと、屈折したものとか、鬱屈したものとか、「芸術的な感性を率直に爆発させていない部分」を噛み砕いていく楽しみがある点。暗号を解読するようでもあり、スルメを噛むようでもある。 これはショスタコーヴィチ…

ショスタコーヴィチ交響曲第7番「レニングラード

」ショスタコーヴィチの交響曲第7番は、第二次世界大戦の真っ只中、ナチスドイツに包囲されたレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)で作曲された。 「レニングラード包囲戦」をモチーフとしているこの作品は「レニングラード」と呼ばれている。 シ…

「深刻」ショスタコーヴィチ・交響曲第5番

今日もショスタコーヴィチ。なんだか、このブログはまったく世の中の流れを無視して書いていますね。読んでいただいてる方々、お付き合いいただきありがとうございます。 さて、今日は交響曲。ショスタコーヴィチの代表作にして、交響曲史上の傑作のひとつで…

明るい!?ショスタコーヴィチ

クラシック作曲家の三大ネクラは、ブラームス、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチではあるまいか。それでもチャイコフスキーの場合は、泣き節が大げさな上、メロディーが甘美なので深刻さが減じているが、救われないのはショスタコーヴィチだ。後期の弦…