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クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味

シューマン

パーヴォ・ヤルヴィの交響曲第1番『春』

季節ごとにそれぞれ聴きたい曲がある。例えばベートーヴェンの第九は年末に聴きたいし、ウィンナワルツは新年に聴きたい。ブラームスの4番を真夏に聴きたいとはあまり思わないし、シベリウスの交響曲も夏には似合わない。 シューマンの交響曲第1番『春』は…

アルゲリッチ×シャイー

「YOU TUBE」を見ていたら、シューマンのピアノ協奏曲の動画を見つけたので紹介したい。 私はピアノ協奏曲というジャンルが最も好きなジャンルで、なかでもシューマンのピアノ協奏曲は大好きだ。クラシック音楽を聴き始めた頃から、今に至るまで、シューマン…

ピアノ協奏曲/巨匠リヒテルと詩人ルプー

私が大好きな曲、シューマンのピアノ協奏曲には対照的な名盤が2点存在する。 ひとつは、伝説的なピアニスト、リヒテルによるもの。 グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲アーティスト: リヒテル(スヴャトスラフ),グリーグ,シューマン,マタチッチ(ロヴロ・フォ…

リッカルド・シャイーのシューマン交響曲全集

リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンビによるシューマン交響曲全集を聴いている。 このコンビでのシューマンの録音は、2番&4番のカップリングのCDが最初に発売されて(2007年)、その後、1番&3番が発売された(2008年…

クララ・シューマンのピアノ・コンチェルト

ロベルト・シューマンの妻・クララが、ピアノ協奏曲イ短調というコンチェルトを書いている。 音楽家としての英才教育を受けたクララは、いろいろと制約の多い時代にクラシック音楽界に生きて、作曲家兼ピアニストとして才能を発揮した。 幼い頃からの俊英ぶ…

シューマン・交響曲第1番変ロ長調「春」(op.38)

友人の詩人、アドルフ・ベットガーからインスピレーションを得て作られたシューマンの「春の交響曲」。 最終的に初版譜からは削除されたが、当初は、4つの楽章すべてに次のような標題が与えられていた。 第1楽章: 春のはじまり、谷間の春 第2楽章: 夕べ…

シューマンのピアノ曲『森の情景』

シューマンのピアノ曲は『クライスレリアーナ』、『子供の情景』について書いたが、今日は『森の情景』について。 シューマンは、特定のジャンルを集中的に書くことで知られ、多くのピアノ曲は20代のときに集中して作曲されているが、『森の情景』は30代…

回想する子供時代・R.シューマン『子供の情景』

『子供の情景』作品15は、シューマンのピアノ作品だ。 全13曲からなる組曲で、モチーフは「子供時代の回想」だ。 各曲の標題は次の通りだ。 第1曲:知らない国ぐに 第2曲:珍しいお話 第3曲:鬼ごっこ 第4曲:おねだり 第5曲:満足 第6曲:大事件 第7曲:トロイメ…

シューマンのピアノ曲「クライスレリアーナ」

シューマンのことを続けて書いていたら、この作曲家が気になって仕方がない。 いままでとくに大好きな作曲家というけではなかったのですが、今日もシューマンの曲を聴いていました。 この作曲家にはすごい魔力があります。 でもシューマンもそろそろ終わりに…

シューマンイヤー第二弾・ピアノ協奏曲

交響曲第3番『ライン』に続いて、今日もシューマン。 シューマン嫌いの人すみません。 今日は、ピアノ協奏曲です。私は、クラシックのジャンルの中でピアノ協奏曲というジャンルが大好きなのです。シューマンにブラームス、グリーグ。あるいはラフマニノフ…

R.シューマン・交響曲第3番『ライン』

ロベルト・シューマン(1810年6月8日-1856年7月29日)。今年はモーツァルトイヤーであると同時に、シューマンイヤーでもあるそうです。そういえば、コンサートでもシューマンが頻繁に演奏されていますね。ただし、モーツァルトは生誕250年で、シューマン…