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大フィル・2008/2007定期演奏会プログラム発表


今夜はクリスマス・イブ。


最近の若い人たちは、クリスマスイブにディナー&ホテルにステイなんていうリッチな過ごし方をするのだろうか、あるいは居酒屋?家で鍋?などと、どうでもよいことを考えていたら(他人の過ごし方は気になる。ちなみに私は妻と一緒に北京ダックと中華料理を食べに行った)、


大阪フィルの事務局から、来年の定期演奏会のプログラムと、定期会員の継続申し込み葉書が送られてきた。


それによると、2008/2009シーズンのプログラムは以下の通り。日にちの右が指揮者。


第417回 4月21日(月)・22日(火)大植英次

アルベニスカタルーニャ狂詩曲
ラロ/スペイン交響曲ニ短調(独奏:長原幸太)
ラフマニノフ/交響的舞曲 作品45


第418回 5月22日(木)・23日(金)ドリアン・ウィルソン

メンデルスゾーン交響曲第1番ハ短調
バルトークヴィオラ協奏曲(独奏:アントワン・タメスティ)
レスピーギ/バレエ組曲シバの女王ベルキス」


第419回 6月12日(木)・13日(金)大植英次

ヴォーン=ウィリアムズ/タリスの主題による幻想曲
ブリテン/ヴァイオリン協奏曲(独奏:ダニエル・ホープ
エルガーエニグマ変奏曲


第420回 7月24日(木)・25日(金)アレクサンダー・リープライヒ

ハイドン交響曲第39番ト短調
ハイドン/トランペット協奏曲変ホ長調(独奏:フランシスコ・フローレス
ジョリヴェ/トランペット協奏曲第2番
マーラー交響曲第4番ト長調(独奏:天羽明惠)


第421回 9月18日(木)・19日(金)ラドミル・エリシュカ

ドヴォルザーク/序曲「自然の王国で」
モーツァルト交響曲第38番ニ長調プラハ
ヤナーチェク/グラゴール・ミサ
(独唱:慶児道代(S)、ヤナ・シコロヴァー(A)、ミハル・レホトスキー(T)、マルチン・グルバル(B))
(室住素子(Og)、合唱:大阪フィルハーモニー合唱団)


第422回 10月16日(木)・17日(金)ドミトリー・リス

リャードフ/交響詩「ババ・ヤガー」
ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲 作品43(ダン・タイソン
ショスタコーヴィチ交響曲第8番ハ短調


第423回 11月18日(火)・19日(水)大植英次

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調(独奏:神尾真由子
ブラームス交響曲第1番ハ短調


第424回 1月22日(木)・23日(金)ピエタリ・インキネン

シベリウス/付随音楽「死」作品44より”鶴のいる情景”
ラウタヴァーラ/交響曲第8番「旅」《日本初演
シベリウス交響曲第1番ホ短調


第425回 2月19日(木)・20日(金)大植英次

モーツァルト/ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」
(独奏:ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ)
マーラー交響曲第5番嬰ハ短調


第426回 3月12日(木)・13日(金)パスカル・ロフェ

ドビュッシー/交響的組曲「春」
デュサパン/「エクステンソ」
ラヴェルバレエ音楽「ダフニスとクロエ」(合唱:大阪フィルハーモニー合唱団)


■年間会員(10回分鑑賞料)

[S] 54,000円(1回分単価5,400円) [A] 40,000円(1回分単価4,000円)
[B] 33,000円(1回分単価3,300円) [C] 26,000円(1回分単価2,600円)
[D] は設定なし


■半期会員(前期・後期/5回分鑑賞料)

[S] 27,000円(1回分単価5,400円) [A] 22,000円(1回分単価4,400円)
[B] 18,000円(1回分単価3,600円) [C] 14,000円(1回分単価2,800円)
[D] は設定なし


◇  ◇  ◇


結論から言うと、王道あり、ヒネりもありで、2008/2009シーズンも聴き逃せないプログラムが満載となっている。


特に気になる公演を挙げると、


6月のエルガー、ヴォーン=ウィリアムズなどイギリスもの。


9月。ヤナーチェク。グラゴール・ミサ。大きな声楽曲。


10月。ショスタコーヴィチの8番。深刻な曲。聴いたら寝られない。いまから心構えが必要だ。


11月。大植さんのブラームスの1番を聴くのは初めて。このところのドイツプログラムには苦労しているだけに(今年のブラームスの4番は病気でキャンセル、ベートーヴェン・チクルスは不完全燃焼)、どのように仕上げてくるか楽しみだ。

その演奏会には、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のソリストとして、今年のチャイコフスキー国際コンクール優勝の神尾真由子さんが登場する。


2月。マーラーの第五。きっと良いだろう。過去に大阪国際フェスティバルで大植さんが振ったと記憶しているが、その時はチケットが取れなかった。満を持して臨む気分だ。


3月。ラヴェルの「ダフニスとクロエ」。好きな曲。楽しみ。


話題沸騰、見どころ・聴きどころ満載のプログラムだ。一回一回チケットを取得するとなると苦労もあるので、今年も定期会員になろうかどうか思案中だ。


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