ショパンのピアノ曲あれこれ(3)〜ポロネーズ
ショパンの「軍隊」や「英雄」を聴いて一日の始まり・ポジティブな朝を迎える。
足取りも軽くなる。
コンチェルト、バラード、ノクターン、エチュード、プレリュードに続いては、ポロネーズ。
ポロネーズ(polonaise)とは、「ポーランドの〜」とか、「ポーランド風の〜」と直訳することができる、ポーランド発祥の民族的な舞踏曲のことで、ショパンのピアノ作品はとくに有名だ。
「軍隊ポロネーズ」、「英雄ポロネーズ」は、ノクターン変ホ長調やエチュード「別れの曲」と並んで、ショパンのピアノ曲の中でもかなりポピュラーな曲だと思う。
勇壮。勇敢。端整。豪華。華麗。端麗。荘厳。壮麗。流麗。精密。緻密。
いろいろな言葉で飾ることが可能な名曲揃いで、また演奏効果も高いことからリサイタルのプログラムでも頻繁に取り上げられている
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- アーティスト: ポリーニ(マウリツィオ),ショパン,ポリーニ(マウリチオ)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1998/05/13
- メディア: CD
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これ以上完璧な演奏はないのではないか。
ポリーニはいまや巨匠の一人だが、若き日のテクニックは凄まじかった。
どこをとってもパーフェクト。
100点以下でも100点以上でもない、100点の演奏だ。
好き嫌いは別として、ポロネーズ集のスタンダードとして、ポリーニのCDは外すことのできない一枚だ。
「英雄」ポロネーズに限ると、私はキーシンのCDが一番好きだ。
- アーティスト: キーシン(エフゲニー),ショパン
- 出版社/メーカー: BMGメディアジャパン
- 発売日: 2000/02/23
- メディア: CD
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前奏曲集と合わせて収められている。