JBL on station microの評判

iPod関連商品は、保護フィルム、シリコンケース、ヘッドフォン、スピーカーなど様々あって、巨大な、いわゆる「iPod経済圏」を確立していて、私もシリコンケースなどは、これも違う、あれも違うと懲りずに何個も買った経験がある。

ユニバーサルドック（どんなiPodにも付いている細長く白い、皿みたいなやつ）を介してiPodと接続するアンプ付きスピーカーは、とてもスタイリッシュなデザインのものもあって、iPod経済圏の中でも、成長産業というか、人気ジャンルなのではないだろうか。

しかし私はこうしたスピーカーにはいままで全然興味がなかった。子供ができるまでは。

所詮は圧縮音源なので、ヘッドフォンで通勤中などに音楽を聴いて、いい音で聴きたい時にはオーディオのある部屋に行って、聴けばよかった。だから、いままで、こういう類の製品には自分は絶対に手を出さないと思っていたのだが、子供をあやす時なんかにとても役立つのではないかと思って購入した。なにしろ手軽で、コンパクトなのが決め手になった。枕元や床においても邪魔にならない。

ドビュッシーの「月の光」など、結構、寝てくれる。ショパンの夜想曲は無理。モーツァルトは安定。子供も寝てくれるし、私は好きな音楽を聴けるし、一石二鳥ということになる。

JBL ON STATION MICRO Dockスピーカー ホワイト ONSTATIONMICROWHTJ【国内正規品】

SANYO eneloop ニッケル水素電池 単4形 4本パック HR-4UTG-4BP

ACアダプターのほか、単4電池駆動もできるので、エネループも一緒に購入した。

音質に関して。

アマゾンのレビューでは賞賛の声が多いが、そこまですごくはない。期待したほどでもなかったが、悪くはない。「素晴らしい」、「良い」、「悪くはない」、「悪い」で言うと、「悪くはない」の一目盛り「良い」寄り。デザイン重視のため、左右の音の分離がいまいちだが、音の伸びや、透明感はある。中音域は充実している。ギターの音など、生音に近くて驚いた。小さくてもJBLサウンドだ。オーケストラでは、力不足を感じる。ボリュームは文句なしで、結構、大きな音が出る。

クラシック音楽は、高価なオーディオ・システムでも不満なく鳴らすのが難しいジャンルなので、このポータブル・スピーカーにそこまで多くを期待するのは酷かもしれない。ただ、値段相応かといわれれば、値段の価値はあると思う。我が家では毎日、大活躍である。驚くべき稼働率である。

人気ブログランキングへ