USHINABE SQUARE

クラシック名盤・名曲と消費 生活 趣味

鳥羽・松阪・伊勢の旅(2)


旅行の2日目は、伊勢神宮に向かった。せっかくの伊勢で神宮は外せないし、参道である「おはらい町」や、その途中にある「おかげ横丁」も歩いてみたかった。伊勢には過去に一度行ったことがあって、町歩きが楽しかった記憶が残っている。


伊勢神宮へのお参りの仕方としては、一般的には「(1)外宮→(2)内宮」の順番が正しいとされているが、時間の都合で、外宮をパスした。ファンからするとありえないかもしれない。そういえば、前回も外宮をパスした。そんな感じで、外宮には一度も行っていない。また旅行を計画した当初は、行ったことのない外宮だけにしようかと思ったくらいなので、自分のことながらまるでこだわりのない、ライトな参拝客だとつくづく思う。



内宮はものすごい人出だった。20年に一度の行事である式年遷宮を来年に控えていることもあって、最近の伊勢神宮の人気は相当なものらしい。確かに以前に行った時と比べると段違いの混雑だった。鳥居越しに宇治橋を撮ろうにも群衆が写ってしまうので、鳥居を見上げて撮ってみた。



内宮の森は鬱蒼としている。都会(でもないが)の真ん中に、原始的な雰囲気を残すこんな森が残っているのがすごい。神々しく、神秘的な森だ。うまく説明できないのだが、高野山奥の院もこんな神秘的な雰囲気だった。自然に背筋が伸びる。伊勢神宮は、日本有数のパワースポットとして有名なところだ。お参りした後、数日間、なぜか体が楽だった。家族もみな元気で、機嫌もよかった。しばらく、風邪もひかなかった。その原因を探ると伊勢神宮以外あり得なかった。なんなんだろう、このパワーの源は。


 


昼近くなってきて、混雑がすごくなってきた。近隣の駐車場は入場待ちとなり、人気の飲食店には行列が出来始める。


 


おかげ横丁は「最終日のフェルメール展」のような混雑。人気の伊勢うどんの店には15メートルくらいの行列が出来ている。それでもここでは食べ歩きが楽しい。空いている席を見つけて、「赤福ぜんざい」を食べた。やや肌寒くなってきたので、熱々のぜんざいで体が温まった。



『豆腐庵山中』の豆腐ソフトクリーム。甘さ控えめで、大豆のテイストが濃い。上品なスイーツのような味だ。



松阪牛の牛串」。この牛串は『二光堂』というお店でテイクアウトしたもので、値段は一本で650円。ほとんど定食の値段である。この値段にはテンションが下がるが、食べた後の満足度は非常に高かった。この内容ならこの価格でも致し方ない。表面から内部にかけての火加減は絶妙のミディアムレア。肉自体に甘みがあるブランド牛。前日の松阪牛の焼肉の感動が早くも蘇る。



『酉一本店』の「かわあげ君」。鶏皮を油で揚げて味付けしたもの。もっと辛くてニンニクで味付けされていたりしたら最高なのだろうが、甘辛く、なんというか伊勢らしい味。つまみというより、菓子っぽくて、私にとってはやや残念。


せっかくの伊勢なので、名物の伊勢うどんを食べて帰ろうと思ったのだが、食べ歩きで満腹になってしまった。伊勢うどんは諦めよう。昼食はこれでよしとして、高速で大阪方面に向かった。旅行の2日目は食ってばっかりだった気がする。


人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村 クラシックブログ クラシックCD鑑賞へ